2018年4月28日 更新

晩春からの風物詩!ヤゴの飼い方

毎年学校のプールやビオトープなどの掃除と絡めて、飼育されることが多いトンボの幼虫・ヤゴ。肉食性のためメダカやエビなどの小型生物といっしょに仲良く飼育することははできませんが、その羽化の様子は大変感動的なものです。今回はそんなヤゴの飼育についてご紹介します♪

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トンボの生態について

水辺のトンボ

水辺のトンボ

親のトンボがさまざまな水辺環境に産んだ卵は孵化したのち多くの脱皮(シオカラトンボでも10回近く)を行い成長し、水ぬるむ4月頃から水辺で羽化し大人のトンボとなります。トンボは非常に飛行能力に長け、近隣の様々な水辺環境に産卵しますが台風に乗って南方から迷入してきた種が採集されたり一時的に定着することもあります。

ヤゴから見るトンボの種類

シオカラトンボ

シオカラトンボ

田んぼや池、浅い水路等で見られる一般種で典型的な「トンボ型」のヤゴ。砂や泥に半ば潜り生活する「半待ち伏せ型」です。
コヤマトンボ

コヤマトンボ

浅い河川や湖沼に生息し脚の長い「トンボ型」のヤゴといった感じの中・大型種で、捕食スタイルは「半待ち伏せ型」。「ヤマトンボ亜科」のトンボは大型で黄色と黒のシマシマで悠然とパトロール飛行する姿もあいまって、オオヤマトンボあたりが「オニヤンマ」ラベルで小学生の標本箱に入っていることが多々あります。
オニヤンマ

オニヤンマ

砂泥・砂礫底の細流などに生息する大型種。「トンボ型」ヤゴを大型化したようなスタイルで、こちらも主に底床に潜って獲物を待つタイプです。「ヤンマ」と付きますが「ヤンマ科」ではない「オニヤンマ科」に属します。
ギンヤンマ

ギンヤンマ

コシボソヤンマ

コシボソヤンマ

スマートな体型の大型種で主に河川・湖沼の水草や落ち葉などにつかまって生活しています。運動性にも長けており、泳いでいる小魚を器用に捕食することもできます。真性の「ヤンマ」で「ヤンマ科」に属します。
ヤマサナエ

ヤマサナエ

「サナエトンボ類」は自然度が高い河川の大きな石の下や砂礫底に住む「待ち伏せ型」の小~大型種。大半が扁平な体型をしており、また他属のヤゴと違い触角が棍棒状・板状という変わった特徴を持ちます。動作は緩慢で活発に泳ぐ魚等を捕食するのはかなり苦手です。
イトトンボ

イトトンボ

蝶のように翅を縦に閉じる「均翅類」のトンボで、ヤゴは尾端に3枚の大きなヒレを持ちます。「ヤンマ科」のヤゴと同様の環境でよく見られますが、細身・小型のため獲物はミジンコや魚の稚魚等の小さい生物がメインのようです。

飼育について

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