バリエーション豊富!色とりどりのショーベタたち|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

バリエーション豊富!色とりどりのショーベタたち|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

メイン画像

バリエーション豊富!色とりどりのショーベタたち

ショーベタとは、元々コンテストへの出場を目的として品種改良されてきたベタの総称です。ベタといえば、種類によって鮮やかな色や形のヒレを持っているのが特徴で、見た目の美しさや飼いやすさから近年では多くのペットショップで日常的に見かけることができます。

記事サムネイル

さまざまな種類が存在するベタ

 

一般的に流通している主なベタの種類には、ハーフムーン、フルムーン、クラウンテール、プラカット(プラガット)などと呼ばれる種類があり、それぞれヒレの形が大きく異なっているのが特徴です。ハーフムーンやフルムーンは、その名の通りヒレを「月(ムーン)」に見立てていて、背中~尾~腹部にかけて半月上にヒレが広がって見える個体をハーフムーン、広がったヒレが満月のように丸い形を成している個体をフルムーンと呼びます。数多く流通しているベタの中でも一般的に知られ、多く流通しているのがハーフムーンです。

 

画像はプラカット

 

一方、クラウンテールは、ヒレが王冠のようにギザギザとした形を成していることからその名が付けられています。プラカットはハーフムーンほどの大きなヒレはありませんが、クラウンテールに比べると切り込みの少ないヒレである場合が多く、切り込みの多さやヒレの面積は個体によって大きく異なります。

 

画像はクラウンテール

 

お気に入りの1匹を見つけましょう

 

 

いずれの個体においても、おおよその飼育環境は変わらないので自分のお気に入りの1匹を見つけるというのもベタを飼う楽しみの1つではないでしょうか? 飼育環境としては水温20度~28度、弱酸性~中性(ph6.5~7.5)の水質が適しています。ただし、ハーフムーンやフルムーンのように大きなヒレを持つベタの場合は水の硬度が上がるとヒレが傷ついたり痛んでしまう原因となるので、軟水で弱酸性に傾けておくのが無難です。そのような点を含めて、ヒレが大きければ大きいほど飼育には気を配る必要があり、初心者にはクラウンテールやプラカットが向いているといえます。