2017年10月30日 更新

クラゲをペットにしたい!でも家で飼える?熱帯魚との混泳は?

水の中をゆらゆらと泳ぐクラゲ。その姿に癒されるという方も少なくないと思います。そんなクラゲですが水族館などではよく見かけるものの、家で飼育するというイメージはあまりないのではないでしょうか。そもそもクラゲは家で飼育が可能なのでしょうか。今回はクラゲの飼育についてピックアップしてみました。

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ミズクラゲ

ミズクラゲ

クラゲの飼育は不可能ではないが…

まず結論から言えばクラゲの飼育は不可能ではありません!が、クラゲは非常にデリケートで水槽内の環境にシビアです。そのため飼育の難易度は高めと言えるでしょう。クラゲの飼育が難しいとされている理由は以下の様な点が挙げられます。

クラゲは泳ぐ力がとても弱い

水族館などで見かけるクラゲは「ふわ~」と水中を漂っていますよね。しかしあれはポンプで水流を作っているからであって、それがなければクラゲは下に沈んでしまったり一か所に固まってしまったりします。そのため水槽の中に水流を作る必要があるのですが、水流が強すぎてしまうと水槽やクラゲ同士でぶつかってクラゲが傷ついてしまいます。またエアレーションなどを使用すると、気泡がクラゲの傘に入りクラゲに穴をあけてしまう恐れがあります。

クラゲは水質・水温の変化に敏感

個体差もありますがクラゲは水温や水質の変化に非常に敏感です。水の汚れ、pHの変化、水温など細かくチェックを行う必要があります。また水質の維持に便利なろ過機ですが、クラゲを吸いこんでしまう恐れがあるため使用は難しいでしょう。そのためしっかりを水質のことを考えながら、こまめに水換えを行う必要があります。

餌の補給が難しい

一般的なクラゲは傘の裏側中央についている口から食事を行います。基本的にはプランクトンを溶かした水溶液やブラインシュリンプなどを、スポイトで与えていくことになります。しかし餌の与えすぎは水質の悪化に繋がりますし、ブラインシュリンプは沸かす作業が必要となるため非常に手間がかかるといえるでしょう。

クラゲの飼育に必要なものは?

クラゲの飼育には以下の設備が必要となります。
・海水
マミズクラゲなど淡水での飼育が可能なものもいますが、基本的にクラゲは海水の生き物なので海水が必要です。

・水槽
一般的な熱帯魚を飼うような水槽でもアクリル板などを使用し工夫することで飼育は可能ですが、可能であればクラゲ飼育専用の水槽を使用するとよいでしょう。

・水流ポンプ
専用の水槽であればセットになっているものもありますが、そうでない場合は水流ポンプで水流を作ってあげる必要があります。

・水槽用のクーラーとヒーター
水温の変化に敏感なクラゲを飼う際はクーラーやヒーターの設置はあった方がよいでしょう。適切な水温はクラゲの種類によって変わりますが、多くの場合23~24℃付近がよいといわれています。

・メタルハライドランプ
カラ―ジェリーフィッシュやタコクラゲなど、クラゲの種類によっては光を当てることで栄養補給ができるものも存在します。必ずしも必要という訳ではありませんがあると便利でしょう。
画像はタコクラゲ

画像はタコクラゲ

クラゲと熱帯魚の混泳は不可能!?

クラゲは魚を弱らせる毒を持っているため混泳は不可能と言えるでしょう。またクラゲが小さい魚を食べてしまったり、逆に小さいサイズのクラゲを熱帯魚が食べてしまったりすることもあります。水族館でも水槽にはそれぞれ一種類ずつで飼育している所ばかりですよね。一種類のクラゲを何匹か水槽で飼育するようにしましょう。

クラゲ育成キットや人工クラゲのという手も

クラゲは非常にデリケートで飼育は、飼育の難易度は高いといえるでしょう。しかし最近ではクラゲの育成キットなども販売されているため、どうしてもクラゲを飼育したいという方はそちらを試してみるのも良いかもしれません。またもっと気軽にクラゲを楽しみたいという方は、本物そっくりなシリコン製の人工クラゲを置いてみるのも一つの手かもしれません。
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