飼う前に知っておきたい。ヒーターの電気代ってどれくらい?|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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飼う前に知っておきたい。ヒーターの電気代ってどれくらい?

冬場になると水温を適正に保つためにヒーターを使わなくてはなりません。水温が低いままでは熱帯魚が弱ってしまい、最悪死んでしまうことにつながるからです。けれど、気になるのが電気代ですよね。今回は、ヒーターの電気代についてまとめてみました。

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電気代の計算の仕方

 

 

ヒーターを同じ26度に設定したとしても、頻繁にヒーターの電源をオンオフする場合。温度変化があまりなく、1度でも26度まで上がればそのままの水温を維持できてヒーターがあまり作動しない場合では電気代はもちろん大きく違ってきます。

電気代の概算を出す場合は、ヒーターは「ワット」で、電気料金はワットの専売の「キロワット」で書かれていますので、【製品のワット数÷1000】という計算を行ないます。そして、ここに1日の通電時間と基本電気料金を掛けると、1日のおおまかな電気代を計算することができます。

例えば

電力料金1kwh25円として150Wのヒーターが1日8時間作動したとすると、

0.15kwh×8時間×30日×25円=900円 1か月約900円となります。

 

電気代を節約するには?

 

 

気になる電気代を少しでも安く抑えるには、ヒーターの稼働時間を短くすることが肝心です。そして、そのために気を付けることとして以下の3つのことがあります。

1. 水槽の蓋を閉める
水は蒸発することで温度が下がりますよね。冬場は乾燥していて水が蒸発してしまうので、水槽に蓋をすることで水の蒸発を防ぎましょう。ただ、完全に密閉してしまうことは好ましくありませんので、どこか空気の通り道を作っておきましょう。

2. 水槽の放熱を抑える
水槽は観賞目的で作られており、保温性に優れているとはいえません。そこで、前面を残して他の面を断熱性のある段ボールなどで囲うと保温効果が上がり、電気代を抑えることができます。けれど、ライトやフィルターのモーターなどは火災の原因になってしまいかねませんので、避けるようにしましょう。

3. 水槽の設置場所を変える
温度の変化が激しい玄関先などを避けて設置することで、ヒーターのオンオフを減らし、電気代節約へとつなげます。水槽を動かすことはとても大変なことですので、前もってよく考えて設置場所を決めるようにしましょう。

 

以上、電気代の計算方法と電気代を抑えるコツをご紹介しました。どのくらい電気代がかかるのか知りたい人や、電気代を抑えたい人は参考にしてくださいね。