ビリビリ!感電注意!?「デンキナマズ」の飼育方法は?|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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ビリビリ!感電注意!?「デンキナマズ」の飼育方法は?

何か普通の熱帯魚とは違う変わった魚が飼ってみたい、と考えるアクアリウム愛好家におすすめしたいのが「デンキナマズ」です。その名前の通り、電力を帯びた魚であるデンキナマズが、他の熱帯魚に比べて新鮮なのは間違いありません。ただし、一般の熱帯魚に比べると、デンキナマズの飼育にはあらかじめ準備が必要であるということも、覚えておきましょう。

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デンキナマズはこんな魚

 

デンキナマズは主にアフリカに生息し、分類学草創期の1789年に発見された非常に歴史の古い魚です。また、デンキウナギやシビレエイと並ぶ「強電魚」として知られ、電圧は400~450ボルトとされています。

また、デンキナマズは背びれを持たない魚として有名です。一見すると背びれに見える部分は、実は脂びれ。太く長い体に加えて背びれがない特徴が、一般的な熱帯魚とは大きく異なる見た目を形成しているのです。

 

デンキナマズを生半可な気持ちで飼ってはいけない理由

 

 

お世辞にも美しいとはいい難い見た目が逆にかわいいと評判を呼び、デンキナマズの人気はにわかに高まりを見せています。しかし、これはデンキナマズのみならず生き物全体にいえることですが、流行っているからといって安易な気持ちで飼うのだけは避けましょう。

ペットショップなどで販売されているデンキナマズは、大抵の場合幼魚の状態であることが多いです。幼魚のデンキナマズは小さく愛らしいため飼育も簡単だと考える人がいますが、成長していくうちにデンキナマズはどんどん大きくなっていきます。そのためしっかりとした設備が必要になり、場合によっては水槽を買い替える必要が出てくるのです。

また、デンキナマズは基本的に他の熱帯魚との混泳ができません。加えて動きがほとんどないため、大きな水槽にデンキナマズが一匹じっとしている、という光景が一般的になります。もしもアクアリウムに華やかさや躍動感を求めているのであれば、デンキナマズは避けておいたほうがいいでしょう。

 

デンキナマズの飼育方法

 

 

注意点はいくつかありますが、大きな水槽(最低でも90cm)さえ用意していればデンキナマズの飼育は容易です。水温は24~28℃を保ち、エサは人工飼料や冷凍アカムシを与えてください。唯一注意しておくべきことは電圧です。デンキナマズの持つ電圧は人であってもバチっとくるため、水を替える際にはゴム手袋の装着を忘れないようにしてください。

 

デンキナマズを飼う際は大きな水槽を忘れずに

 

デンキナマズを飼う際、何よりもまず準備しておくべきなのが大きな水槽です。買ったときは小さくても、いずれ大きくなることを認識して、あらかじめしっかり準備をしておきましょう。