【初心者必見】知ってますか?熱帯魚の定義|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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【初心者必見】知ってますか?熱帯魚の定義

熱帯魚といえばペットショップや飲食店などどこでも見かけることができますが、その定義を知っている人は少ないのではないでしょうか? きれいにレイアウトされた水槽に魚が泳いでいれば、それを「熱帯魚」と呼ぶのも一般的には間違いではありませんが、今日は熱帯魚について改めて正しい知識を蓄えていきましょう。

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熱帯魚の基本

 

画像はパールグラミー

 

熱帯魚とは、主に水温25度前後の淡水域・汽水域・海水域に生息する魚の総称です。現在日本で流通する熱帯魚の多くは観賞目的で販売されており、主な生息地は赤道周辺の熱帯地方や亜熱帯地方、温帯地方です。それぞれの地方に流れる河川は、山などの水源に近く海水を含まない場所を淡水域と呼び、海に近づくにつれて海水が入り交じっている場所を汽水域と呼びます。そして、海水域はもちろん河川ではなく海を指し、それらの環境に適した熱帯魚は細かく分けて淡水性・汽水性・熱帯性海水魚と分類されています。

 

見た目だけでなく飼いやすさも考慮しましょう

 

 

国内のペットショップで販売されている淡水性熱帯魚の中でも最もポピュラーな種類といえば「ネオンテトラ」や「グッピー」などが挙げられます。熱帯魚初心者にも飼いやすい個体として販売されているので、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか? そして、汽水性熱帯魚の代表格といえば「ミドリフグ」が挙げられます。愛らしい遊泳姿とフグを飼うという珍しさに初心者が目をとめやすい熱帯魚ですが、飼育にはやや細かな気配りが必要とされるので、実際は初心者には扱いづらい傾向があります。海水性熱帯魚では、映画にも登場し一躍有名になった「カクレクマノミ」が有名ではないでしょうか。淡水性熱帯魚や汽水性熱帯魚とは異なる鮮やかな発色を持つのが海水性熱帯魚の特徴で、水質はもちろん海水と同じ塩分濃度を維持しなければいけません。飼育には海水性熱帯魚ならではの知識や道具が必要で、こちらも初心者には扱いづらい傾向があります。

 

 

このような熱帯魚の定義を考えると、初心者が最も飼いやすいのは淡水性熱帯魚といえます。水温には注意しなければいけませんが、そのほかの条件については比較的簡単にクリアできる個体が多いのも淡水性熱帯魚の特徴です。