アリとナシでは大違い!バックスクリーンの重要性|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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アリとナシでは大違い!バックスクリーンの重要性

突然ですが、水槽にバックスクリーンを貼っていますか? 「見た目のちょっとした違いでしょ?」と思い手を付けていないという人は、ぜひこの記事を読んでバックスクリーンの重要性を認識してください。

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バックスクリーンの効果は?

 

ブルーのバックスクリーンで海中を再現

黒いバックスクリーンは水草のグリーンを引き立てます

 

水槽にバックスクリーンを貼ると、水槽内のパイプが目立ちにくくなると同時に水槽裏のコードが見えなくなるので、水槽全体がすっきり見えるというメリットがあります。本来、水槽は癒やし目的やインテリアとしての目的が強いので「すっきり見せる」という点では力を入れるに超したことはないですよね。
しかし、中には見た目にはそこまで拘っていないという人もいるかもしれません。しかし、バックスクリーンを貼ることで魚が安心できる環境を作ってあげることができるのをご存じでしょうか? 魚は、動くものはもちろん、光にも敏感に反応する生き物です。そのため、バックスクリーンを貼っていない水槽は底以外の5面(前後左右、上)の全方向から光が入ってしまい、臆病な性格の個体は常にストレスを感じてしまっている場合があります。魚にとって過ごしやすい環境を作るためにも、バックスクリーンはアクアリウムに欠かせないアイテムなんです。

バックスクリーンを選ぶ際のポイント

 

水草水槽などに適したブラック

海水水槽向きのブルー

奇抜なレッド

 

バックスクリーンを選ぶ際は、黒や青など異なる色のものがありますが、それぞれ使用した際の印象は大きく変化します。たとえば、青いバックスクリーンを使用した際は海のような情景を作り出しやすい特徴があるので、主に海水水槽に向いています。また、青色の補色であるオレンジや黄色系統の色味の魚がいれば、非常に鮮やかに見せてあげることもできます。黒のバックスクリーンを使用した場合は、青色と違って水草を非常にきれいに見せることが可能です。また、水槽内で黒い給水パイプや排水パイプ、ヒーターなどを使用している場合はそれらの人工物を目立たせにくくできる点が魅力です。この機会に、自分の水槽レイアウトや飼っている魚の種類、水草などに合わせて最適なバックスクリーンを選んでみてくださいね。