しっかり照明時間を確保しましょう。熱帯魚の照明時間は平均6~10時間|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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しっかり照明時間を確保しましょう。熱帯魚の照明時間は平均6~10時間

通常、熱帯魚を飼育するうえでの照明時間は平均して6~10時間といわれています。けれど、なぜ照明時間がこんなにも必要なのでしょうか?太陽光ではだめなのでしょうか?そんな疑問にお答えしていきましょう。

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熱帯魚や水草にとって照明時間は必要なもの!

 

熱帯魚の場合、照明を当てることで生活リズムが整います。昼行性の魚であれば、光が当たっている時間帯に活動をし、光がなくなれば体を休めます。このように光を当ててやると熱帯魚の体内時計が正常に働き、健康的な毎日を過ごすことができるのです。また、水草の場合は光を使って光合成を行ないます。水草が光合成を行なうことで、熱帯魚に有害なものは吸収され、水槽内の水質が安定します。そして、コケの発生を防ぐこともできます。

 

 

照明やライトを使うメリットとは?

 

点灯時間や消灯時間をコントロールすることが可能です。たとえば、昼間外出している人であれば、自分が家にいるときに熱帯魚たちが活動している様子を見られるように時間を調節したりすることができますよ。また、コケが大量に発生してしまった場合には消灯時間を長くし、コケの光合成を低下させてしまうこともできます。他にも、照明の色を変えることで水槽の雰囲気や印象を大きく変えることができるというメリットもあります。

 

 

太陽光ではだめなの?

 

アクアリウムでは、太陽光にできるだけ近い照明が良い照明であるとされています。では、太陽光ではだめなのでしょうか?先ほどお話した通り、太陽光では点灯時間や消灯時間のコントロールができません。また、天候によってかなり左右される部分が大きいです。そして、コケが大量に発生してしまうという問題点もあります。太陽光は水槽にとってはきつすぎるのです。他にも太陽光では水温が上昇してしまうという点があげられます。水温が上昇してしまえば、熱帯魚や水草、そしてサンゴ礁は弱ってしまい、場合によっては死んでしまいます。

 

 

照明時間をしっかりと確保しなければいけない理由、そして照明を使うメリットはおわかりいただけたでしょうか?これから熱帯魚を飼う人は、照明時間にも気を付けて飼育をしてくださいね。