2017年5月10日 更新

夏に向けて知っておきたい!アクアリウムのクーラーとは

春の不安定な天気や、夏の猛暑では人間も体調を崩しがちですが、水量が限られている水槽ではそれ以上に水温の変化が熱帯魚に伝わりやすくなっています。暑さで水温が高くなりすぎるとお魚たちが弱ってしまうため、夏場は冷却装置の導入によって水槽内の水温を下げることが必要です。

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水温を下げる方法にはどんなものがあるの?

水温を下げる方法というと、水槽に氷を入れたり水を換えたりといった方法が思い浮かびますが、これらの方法は、水温を急激に下げるため、水温変化に弱い生体にとっては逆効果であるといえます。また、水槽を照らすライトを水槽から離すことや、水槽の周囲に断熱材を付けることも水温を下げる方法の一つではありますが、即効性がなく、もともと高温な部屋の中ではあまり意味をなさないでしょう。

徐々に水槽の温度を下げる一番手軽な方法は冷却ファンを取りつけることです。ファンは水面に風を当て水の蒸発を促し、水が蒸発する際に熱を奪う気化熱の仕組みを利用して水温を下げています。しかしこの方法は外気温や湿度に影響されるため下げられる水温に限度があり、水草やサンゴ、海水魚など高水温に著しく弱いものを飼育している場合は不十分かもしれません。水槽内の生命を確実に維持するためにはクーラーの使用がオススメです。

クーラーを導入することのメリットとは?

寒さに弱い熱帯魚たちのために、冬場は水槽にヒーターを取りつけている方は多くいらっしゃいますよね。クーラーのほとんどの機種はヒーターと接続することによってオールシーズン使用できるようになります。これなら自動的に冷却と過熱を切り替えて運転してくれるので、ヒーターのみを使う場合より確実な水温調整が可能です。春から初夏や秋口などの水温が安定しない時期には、ヒーターを接続したクーラーを使用して水温を一定にしましょう。

クーラーにはどんな種類があるの?

クーラーの購入の際には、設置する水槽のワンサイズ上に対応した機種を選ぶと安全です。これは、猛暑の影響で気温が上がりすぎたり、ライトやポンプなど水温を上昇させる要因となる機器が多かったりすると、メーカーの想定より冷却が進まず、設定したい水温まで下がらないことがあるからです。また、機種によって静音性や消費電力に差があるので、稼働音や消費電力が心配な方は省エネタイプを選ぶと良いでしょう。

暑い夏も寒い冬も水温は一定に

飼育する熱帯魚や水草の夏場の状態はあなたの水温管理にかかっています。水温が急激に変化しないよう、断熱材とクーラーを併用するなどして、暑さから熱帯魚たちを守ってあげましょう。
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