水槽のレイアウトに「溶岩石」を使うメリット・デメリット|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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水槽のレイアウトに「溶岩石」を使うメリット・デメリット

溶岩石といえば、アクアリウムをやっている人ならば1度は必ず見たことがある石と言われるくらい、馴染みのある石です。大きさや形は、実に様々なものがあり、拳大くらいの大きさがあるものや、細かく砕かれたものなどがあります。大きな塊であればレイアウトのメインにしたり、細かく砕かれたものであれば床材として敷きつめたりと活用方法も様々あります。今回は、その溶岩石をご紹介致します。

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溶岩石ってどんな石なの?

 

溶岩石とは、漢字を見てもわかるように、溶岩から作られた石で、細かい穴がたくさん空いているのが特徴です。黒や茶色のものが多く、レイアウトとしてとても活用しやすい石です。レイアウトで悩んだら、とりあえず溶岩石を買っておけば大丈夫と言われるくらい、定番の石です。

 

溶岩石のメリット

 

前述したとおり溶岩石には小さな穴が無数あるので、ここにバクテリアが住処となり、水槽内にバクテリアが定着しやすいというメリットがあります。多種多様なバクテリアが、水槽内に住み着けば、水槽内の水質が浄化されるので、魚の病気予防や体調改善の効果が期待できます。
とても頑丈な石なので、長期間使用しても壊れたりすることは、ほとんどありません。これを細かく砕いて、床材として使用すれば、半永久的に使用できるため交換不要です。

 

溶岩石を砕いた溶岩砂利

 

溶岩石のデメリット

 

とっても便利な溶岩石ですが、もちろんデメリットもあります。
溶岩石を底砂として使用する場合は肥料が含まれていないので、もし水草を育てたい場合には、別途肥料を追加する必要があります。
また、凹凸が多くて所々尖っている部分があるので、ごくまれですが熱帯魚がぶつかって怪我をするというリスクがあります。さらに、溶岩石には水の高度を上昇させる作用があるので、軟水に敵相している水草や熱帯魚が弱るリスクもあります。
・溶岩石のメリット・デメリットを考えながら活用してみてください。

 

溶岩石の水草を植え込んだレイアウト素材