2017年2月25日 更新

白く濁った水槽水…解決のカギは「バクテリア」

アクアリウムをしている中で、突然透明に澄んでいた水槽の水が白く濁ってしまった! というような現象はありませんでしたでしょうか。今回は、水槽の水が白くなる原因と、それについての対策をご紹介していきます。

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白く濁った水槽水の解決法は?

原因1:バクテリアバランスが崩れた場合

水槽は、立ち上げてから数ヶ月経った状態の場合には、複数のバクテリアが存在しており、これらは「ろ過バクテリア」という総称で呼ばれています。ろ過バクテリアは、水槽内の食べ残しやフンを毒性の低い物質に分解する働きをするため、熱帯魚を飼育するうえで欠かせない存在といわれています。

このろ過バクテリアが

・1回で半分以上の水換えをした場合
・ろ過フィルターのろ材をキレイにしすぎてしまった場合
・バクテリアの住みかになるろ材や底床などが汚れすぎてしまった場合
・水温が高くなってしまい、バクテリアの酸素の消費が激しくなり、水槽内の酸素が不足してきた場合

ということが起きてしまうと、食べ残しやフンなどの有機物が分解されず、水槽が白くなる原因となってしまうのです。

対策方法としては、ろ過バクテリアを増やすため、ろ過バクテリアの住み処であるろ材や底床を綺麗に掃除する、ろ過バクテリアの活動に必要な酸素を補う、市販のバクテリアを水槽内に追加する、などがあります。
水槽用バクテリア”スーパーバイコムスターターキット”

水槽用バクテリア”スーパーバイコムスターターキット”

原因2:水槽立ち上げ初期の場合

水槽を立ち上げたばかりのときには、まだろ過バクテリアが少ないため、食べ残しやフンを分解する存在がおらず水が白く濁ってしまうケースがあります。ろ過バクテリアは自然に繁殖していくため、時間が経てば自然と水も透明なものに戻っていきます。

ただ、水が透明に戻るまで数週間かかる場合もあるため、少しでも早めたいときには、市販のバクテリアを入れたり、水槽内を清潔に保ち、ろ過バクテリアが活動しやすい環境を作っておくなどしておきましょう。また、立ち上げの際は、いかにバクテリアを着生させるかもポイントになってきますので、ろ材や底材にろ過バクテリアが着生しやすいように水質を大きく変化させないことが重要です。そのためには餌を少なめにする、または2,3日に1回程度にする、エアレーションを24時間行うようにしましょう。

原因3:ろ過装置の目詰まり・ろ過能力の低下の場合

水の透明度を保つにはろ過バクテリアの働きが不可欠ですが、もちろんそれだけではありません。ろ過バクテリアには問題がないはずなのに水が白く濁るといったときには、ろ過装置を確認してみてください。

このろ過装置も、水の透明度を保つのに大きな働きをしているため、こまめに掃除をすることで白濁りを防止することができます。また、水槽や水質によってはろ過装置の機能が落ちてしまう可能性もあるため、そのときの環境にあった最善の装置を選択していくことが大事です。

原因が分かれば美しい水が戻ります

いかがでしたでしょうか?水槽が突然白く濁ってしまったとしても、慌てず冷静に原因を考え、正しい対策をとることが大事です。そうすれば、すぐにまた透明な美しい水に戻っていきますよ。
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