2017年10月28日 更新

水草の増えすぎに注意!水槽に悪影響が…?

水草は水槽内のインテリアとしても重宝するだけでなく、光合成によって酸素を放出し、有機物を分解して水質を安定させるために必要な存在です。しかし、水草が増えすぎると、かえって水槽内の環境が悪化してしまうことも。今回は水草が増えすぎることの問題点とその対処法をご紹介します。

1,356 view

水草が増えすぎるとレイアウトが乱れる

水槽の見栄えを良くする目的で、熱帯魚水槽に水草を導入する方は多いことでしょう。しかし水草も魚と同じ生き物。水と光が十分にある水槽内では、葉の量が増えたりするのは当たり前のことです。

水草は有茎草や根生水草などの形態や種類によって、生長スピードや生長後の大きさが変わります。水草を新しく水槽に導入する際は水草の生長を見越して、自分がイメージする水槽の雰囲気に合うものを選びましょう。

光量不足がほかの水草の生育を妨げる

ハイグロフィラやウィステリアなどの有茎草は、放置すると茎がどんどん上に伸びていき、高さが水面に達した後は水面を這うように横に伸び続けます。伸びすぎた有茎草は見た目が悪いだけでなく、水槽の中に届くはずの光を水面で遮って、ほかの水草の生育を妨げる原因にもなるので、茎が水面に到達する前に伸びた部分をハサミでカットしましょう。

水流が滞れば水質が悪化する恐れも

水草の葉の量が増えすぎると、水中の空間不足により水流が滞ってしまいます。その結果、水槽内には部分的な淀みができ、そこに不要な苔が発生するのです。苔を好む生物の投入や水質の改善によって排除することができる場合と、トリミングでしか対処できない場合があるため、苔の性質を見極めて対処することが大切です。

水草の量が多いと感じたら、古い下葉や生長の悪い茎からカットして、水流が滞る前に水槽内のスペースを空けるようにしましょう。

水草の余分な葉はカットして水槽外へ

生長しすぎた水草による環境悪化は間引きやピンチカットなどのトリミングで防ぐことができます。邪魔な葉や枯れた葉はハサミを使ってカットし、水槽の外へ出すようにしましょう。また、切れ味の悪いハサミを使って無理に水草を切り離すと、水草の細胞組織が破壊され、切断面から腐りやすくなってしまいます。切断面から新しい葉や根を出しやすくするためには、ステンレス製のトリミングハサミなどを使用して、きれいにカットするようにしましょう。
11 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

水草が枯れてしまった!その原因は!?

水草が枯れてしまった!その原因は!?

アクアリウムを行ううえで欠かせないのが水草です。水草のタイプや量によって、思い描く水槽が実現できるかが決まるといっても過言ではありません。しかし、注意しておかないとせっかく入れた水草が枯れてしまう場合があります。しっかりと水草を枯らさない対策を練るため、ここで枯れる原因について覚えておきましょう。
  377 view
水草のトリミング!3つのカット方法をご紹介

水草のトリミング!3つのカット方法をご紹介

有茎草をトリミングせずに放置すると伸び続けた茎が水面を覆い、水中に十分な光が届かなくなることがあります。水槽内の他の水草や有茎草自身を元気に育成するためには、伸びた水草を日常的にカットして、光不足を解消することが大切です。
  852 view
水槽から嫌な臭いが…原因と対策をご紹介!

水槽から嫌な臭いが…原因と対策をご紹介!

生き物を飼育する以上は、フンやエサなどの独特な臭いから逃れることはできません。しかし、匂いの原因に適切な対応をすることで、不快な臭いを最小限にとどめることは可能です。今回は水槽から嫌な臭いがしたときに確認すべきポイントと、臭いを除去する方法をご紹介します。
  522 view
水槽の水質を検査してみませんか?

水槽の水質を検査してみませんか?

アクアリウムをする際、欠かせないのが水質の管理です。水槽内の水質が適正な値になっていないと、熱帯魚や水草が病気になったり死んでしまう可能性があったりするためです。しかし、アクアリウム初心者の方は意外と水質に関する知識が乏しい方も多いもの。そこで今回は検査するべき項目や、水質検査の方法などについてまとめてみました。
  426 view
ガラス水槽とアクリル水槽はどっちが良い?特徴や違いを比較!

ガラス水槽とアクリル水槽はどっちが良い?特徴や違いを比較!

「アクアリウムを始めよう!」そう思った時に、ほぼ必ずといっていいほど必要となるのが水槽です。水槽にはガラス水槽とアクリル水槽があり、それぞれ違った特徴を持っています。そこで今回はガラス水槽とアクリル水槽の特徴や水槽の選び方などをご紹介していきます!
  870 view

この記事のキーワード

オススメの記事今注目の記事