2019年2月2日 更新

ちょっと?いや、かなり残念系美魚!ブルーテトラ

すっごい美形のクールビューティーだと思ってたら、すっごいクールなドSだった!なんてのは人間界でもよくある話?ですが、熱帯魚の世界にも見かけで判断すると存外トラブルメーカー化するお魚が存在します。今回は『非常に美しい色彩』『小型種』『流麗なスタイル』という見た目で我々を惑わせる『クールビューティー』・ブルーテトラを紹介します♪

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ブルーテトラ Boehlkea fredcochui

ブルーテトラ Boehlkea fredcochui

原産地はペルー・アマゾン河流域。まるで水の流れを体現したかのような流線型のボディに軽やかな泳ぎ。色彩は清流の水面に映る快晴の空の蒼。ヒレには夕焼けの茜と流れる白雲のようなフィンチップを配する、とても綺麗な小型テトラです。本種の複数飼いで展開される青の乱舞は一見の価値あり!!最大サイズは6cmほどになります。本種の種小名“fredcochui”はニューヨークにてパラマウントアクアリウム社を経営し、カージナルテトラの商業的輸入や、1940~50年代のディスカス黎明期の採集・流通に深く関わったフレッド コチュ氏に因んでいます。

飼育について

角度によっても変化する青系グラデーションが美しいのですが・・

角度によっても変化する青系グラデーションが美しいのですが・・

前述の通りとても美しいテトラですがその性質は「かなりキツイ」の一言で、他の一般的な小型テトラやメダカ・コイ類と無思慮に混泳させると一方的にボコボコにしてしまうことが多いです。混泳させる場合は極力少なめに導入する・サイズがかなり大きい魚をチョイスする等の工夫が必要となります。本種の飼育自体は他の多くのテトラと同様に丈夫でかなり簡単な部類に入りますが、底床に汚れが溜まったり換水ペースが遅いケースだと腹水・立鱗症状が出る『エロモナス病』になりやすいので、早め早めのメンテナンスを心掛けるのが良いでしょう。

近縁種について

ドワーフ・ブルーテトラとも呼ばれる超小型種・チトカラックス

ドワーフ・ブルーテトラとも呼ばれる超小型種・チトカラックス

本種によく似たお魚としてはバーバリーテトラ(Mimagoniates barberi)やクローキングテトラ(M inequaris)、ドワーフブルーテトラとも呼ばれるチトカラックス(Tyttocharax)などが知られています。どの種も青や黄緑系の非常に美しい色彩をしており、単種飼育ができる環境ならその素晴らしさを堪能できるでしょう。

さて今回は超美形だけど一癖ある残念系テトラ・ブルーテトラを紹介しました。機会があればぜひ一度飼育にチャレンジしてみてくださいね♪

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