金魚もメダカもコオロギも!熱帯魚が元気に育つ生き餌の種類|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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金魚もメダカもコオロギも!熱帯魚が元気に育つ生き餌の種類

大型の熱帯魚には肉食の種も多く存在します。小型魚に与えるようなタブレットやフレーク状の人工飼料を食べない個体には、金魚やメダカなどの生き餌(活餌)で栄養を摂らせる必要があるのです。今回は熱帯魚を元気に育てるための生き餌の種類をご紹介します。

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大型熱帯魚の日常的なエサには金魚を

金魚

 

餌として流通しているのは小赤(コアカ)という種類の金魚で、金魚すくいでよく目にするものこのコアカです。生体のサイズごとに入手することができ、値段も50匹1000円ほどでリーズナブル。泳ぎの緩慢な金魚は大型魚が捕食しやすく、水槽内でも目立つので食べたかどうかを確認しやすいことが、生き餌として使われることの多い理由です。

 

メダカ・アカヒレ

 

 

小型の肉食魚の餌には金魚より小さいメダカが適しています。メダカでも餌として大きすぎる場合はそれより体が小さいアカヒレを与えましょう。アカヒレを大量に水槽に入れておけば、肉食魚がいつでも食べることができます。この方法はアカヒレ漬けと呼ばれ、成長期の熱帯魚の餌付けによく利用されています。

 

稚魚の育成にはブラインシュリンプが最適

 

 

ブラインシュリンプは小型の甲殻類です。ブラインシュリンプは卵の状態で売られており、それを自宅の水槽で孵化させてから使用します。小さくても栄養価が高いので、主に稚魚の育成に使われます。

極小生餌(ミジンコ)

卵からかえったばかりで、ブラインシュリンプが食べられないほど小さな稚魚には極小のミジンコが最適です。ミジンコの成体は、繁殖を控えた親魚の餌にもなります。このように非常に重宝するエサなのですが、活きたミジンコは入手が難しいのが難点です。

大型熱帯魚も大満足の生き餌とは?

 

ワーム・ハニーワーム・シルクワーム(蚕)

栄養価と嗜好性の高いワームは古代魚や大型魚が好んで食べます。ハニーワームやシルクワームは通常のワームに比べて身が大きくぷりぷりしているので、魚の好みによって使い分けましょう。

スジエビ・ザリガニ

エビの仲間は色揚げ効果のあるアスタキサンチンを多く含んでいます。スジエビより大きいザリガニにはカロチンも含まれるので、大きい肉食魚に与えれば体色が鮮やかになるでしょう。エビの角やハサミは食べるときの障害になりやすいので、与える前に折っておくと安心です。

コオロギ・ウキガエル

アロワナなどの肉食魚にはコオロギやウキガエルが好まれます。コオロギは肉食魚以外にも多くの両生類や爬虫類の餌としても愛用されています。

大きく立派な熱帯魚に育てるために

 

生き餌は病気や繁殖などで体力をつけたいときの栄養補給に最適です。人工飼料よりも管理に手間や費用がかかりますが、熱帯魚を大きく立派な体形、鮮やかな体色に育てるためには生き餌が最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。