サカサナマズはどんな熱帯魚?
サカサナマズはナマズ目サカサナマズ科に属する魚で、中央アフリカのコンゴ川流域付近原産の熱帯魚です。サカサナマズという名前の通り泳ぐ際には腹部を水上の光に向けて泳ぐという独特な習性を持っています。
大きさは最大で7~10cm程と小型で、性格も比較的温和なため飼育がしやすく初心者でも飼いやすい種だと言えるでしょう。
サカサナマズの飼育方法
水槽
サカサナマズは大きい熱帯魚ではないので45cm水槽などで飼うことも可能ですが、混泳や群泳をさせるのであれば60~90cm程のサイズの水槽が好ましいです。
環境
サカサナマズは臆病な性格のため流木や水草などで隠れる場所を作ってあげたり、何匹か一緒に飼育をすると良いでしょう。
水質
水温は25℃前後、pHは6~7の間で安定させていれば特に難しいことはありませんが、導入や水換えの際に水質の変化にストレスを感じて白点病になってしまう可能性があるので十分注意しましょう。
エサ
人工エサや冷凍エサでもなんでも食べるためあまり心配はいらないでしょう。浮上性のエサであれば逆さの状態でエサを食べる姿を見ることができます。
サカサナマズを飼育する際の注意点
混泳について
サカサナマズは混泳に関して特に問題はありませんが、小型のエビや口に入ってしまう大きさの小魚などと混泳をした際にはエサと認識して食べてしまう点には注意しましょう。また種類によっては気性が荒いものもいるので、購入の際にはしっかりと確認をした方が良いでしょう。
トゲに注意
サカサナマズはエラ蓋の部分にはトゲを持っているため、うっかり素手で触ってしまうとケガをする恐れがあります。素手で触らないように気をつけましょう。
愛嬌いっぱいの泳ぎを見せるサカサナマズ!
見た目の派手さはあまりないですが、他の熱帯魚では見ることのできない非常に愛嬌のある泳ぎを見せてくれるサカサナマズ。比較的飼育も簡単なので興味のある方は一度飼ってみてはいかがでしょうか?