手軽な水槽セット
熱帯魚初心者の人にとっては、数ある水槽や濾過器の中から適切なものを選ぶのは難しいですよね。そんな時におすすめなのが、必要な道具がセットになって販売されている水槽セットです。水槽セットは、生体と底砂以外の必要なものがすべてセットになっていて、生体を購入してきたらすぐに飼育ができるようになっている場合がほとんどです。
水槽セットを選ぶ際の注意点
水槽セットを選ぶ際のポイントとしては、まず水槽を設置する場所と飼いたい熱帯魚の種類や数を事前に決めておきましょう。水槽セットには小型水槽から大型水槽まで様々な種類がありますが、大型水槽の場合には確実に水槽の重さに耐えられる場所を確保しなければいけませんので、水槽用キャビネットを一緒に購入すれば安心です。次に、飼育する熱帯魚によっては大きく成長したり繁殖にともなって広い水槽を必要とする場合があります。そのため、飼いたい熱帯魚の種類や数に合わせて水槽を選ばなくてはいけません。たとえば、ネオンテトラやグッピーなどの小型熱帯魚なら、30cm程度の水槽で5匹～10匹までの飼育が可能です。ただし、グッピーは繁殖をしやすく数が増えやすい傾向があるので、余裕を持ってワンサイズ大きな水槽を選んでおくと安心です。
般的に販売されている水槽セットは、主に水槽本体と濾過器、エアポンプ、人工餌、底砂などがセットになっています。セットによっては濾過器とエアポンプが一体式で水中に置くタイプのものもありますが、選び方のコツとしては、セットの濾過器がエアポンプ一体式ではなく水槽の縁に引っかけて使用する外掛け式になっているものがオススメです。外掛け式の濾過器は水槽の水を大きく揺らすことなく濾過が可能で、エアポンプがなくても水面に落ちる水と一緒に水中に酸素が取り込まれるので、熱帯魚が酸欠になってしまう危険もほとんどありません。
