飼育時のポイント
まず、水槽の大きさは最低でも60㎝水槽が必要です。大きい分には問題ありません!!チョウチョウウオは環境変化によるストレスで白点病を発病するケースが多い魚です。水温を一定に保ち、定期的なメンテナンスを行ないましょう。万が一、発病しても治療が出来る準備をしておけば問題ありません!発病した場合は薬浴が効果的です。そのため白点病治療の薬、隔離できるサブタンクがあると早期治療が出来るので用意しておくのがオススメです!!
スダレチョウチョウウオ
餌付けの仕方
チョウチョウウオといえば、餌付けが難しいと思われがちですが、実はそんなこともないのです!!簡単ですよとは言えませんが…。チョウチョウウオの食性は大きく分けて3つです!
1:雑食性 2:プランクトン食 3:ポリプ食です。
1番餌付きやすいのは雑食性のチョウチョウウオです。種類はスダレチョウチョウウオ、ミゾレチョウ、ゴールデンバタフライなどが挙げられます。雑食性のチョウチョウウオを飼育し餌を与えるとき、最初から人工飼料を与えてみましょう!あっさり食べてくれるかもしれません。そう上手くいかず全く興味を示さなければ冷凍餌の出番です!冷凍餌を与え徐々に飼育環境に慣れさせ最終的に人工飼料に切り替えていきましょう。プランクトン食、ポリプ食は冷凍餌にすら興味を示さないことも…。そんなときは、生餌(アサリ、剥きエビ)などを与えて反応を見ながら根気強く食べてくれるのを待つのみです。この難しさがチョウチョウウオを飼育する上で楽しいところでもあります。今まで興味のなかった人工餌を一口でも食べてくれたら感動ものです!!
ミゾレチョウチョウウオ
サンゴとの相性について
結論から言うと、相性は良くありません(泣)何故かというと、野生のチョウチョウウオはサンゴのポリプを主食にしているからです。つまり、サンゴ=大好物なのです。じゃあ何で自然界のサンゴはなくならないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。自然界のサンゴは飼育下のサンゴより再生スピードが圧倒的に速いためサンゴが死んでしまうことが少ないのです。しかし飼育下ですとそうはいかないので、チョウチョウウオを泳がせるとサンゴが開かなくなってしまったり、ダメージに耐えられなくなり溶けるなどのトラブルにつながります。しかしそれでもサンゴもチョウチョウウオも飼いたい!そんな方に朗報ですよ!ロア亜属の深場に生息するチョウチョウウオはサンゴを食べることが少ない為、一緒に飼育しても問題ないこともあります!!種類としては、ティンガーバタフライ、マルケサスバタフライが挙げられます。ただし、これらの種類はショップであまり見かけられませんが、、、
まとめ
チョウチョウウオは確かに飼育が難しいかも知れません。簡単ですとは言えません。しかし1度挑戦してみてその難しさ、またその中から楽しさを見つける事もいいかも知れませんね!!
AM wrote it