熱帯魚の屋外飼育に必要な設備
屋外となると室内以上に必要な機材などが多いのでは?と思う方もいると思いますが、実は屋外だと自然に近い状態での飼育も可能になるため、屋内より機材が少なく済む事もあります。屋外飼育の場合、基本的には水槽など熱帯魚を入れる容器、または池などの放流できる場所があればよく、状況に応じて冬場の水温の低下を防ぐためのヒーターや夏場の水温上昇を防ぐためのクーラー、日よけにするためのすのこ、エアーポンプなどが必要になります。
屋外飼育にも向いているアカヒレ
屋外飼育では各種メダカも人気です
屋外飼育で水草は必要?
熱帯魚の屋外飼育を行う時は、なるべく自然の状態で飼育するのが理想的と思う方が多いことでしょう。水草を入れれば水中内の酸素補給もできますし、水の浄化にも一役買ってくれます。また室内とは違い、鳥や犬・猫などといった動物から姿を隠すための隠れ場所にもなってくれますので、熱帯魚を屋外飼育する際には、水草を入れることをおすすめします。
屋外飼育にも適したアヌビアスナナとアナカリス
熱帯魚の屋外飼育で注意すべきこと
熱帯魚の屋外飼育では、犬・猫・鳥などの動物に気を付ける必要があります。水槽やプラケースなど全面クリアな容器だと中が丸見えで襲われやすくなるため、水草などで隠れ場所を作る、睡蓮鉢など側面から見えにくい容器を使用する、置き場所を考えるといった工夫が必要です。
また、水温にも気を付けたいところ。夏場は日当たりの良い場所だと水温が上がりすぎてしまいますし、逆に冬場は水温が低下するので、こまめに水や熱帯魚の様子を観察し水温調整や水が足りない場合は足し水をする必要があります。
また、水温にも気を付けたいところ。夏場は日当たりの良い場所だと水温が上がりすぎてしまいますし、逆に冬場は水温が低下するので、こまめに水や熱帯魚の様子を観察し水温調整や水が足りない場合は足し水をする必要があります。
熱帯魚の屋外飼育は慣れてくればそう難しいものではありません。熱帯魚をより自然に近い環境で飼育することもできますので、一度チャレンジしてみませんか?