大きめの熱帯魚を水槽に入れる
小型の熱帯魚が群泳するのは、危険を回避するための行動です。群れを成して泳ぐことで魚影を大きくし、敵から自分の身を守っているのです。そのため、水槽内が熱帯魚にとって安全な場所となってしまっていると群泳は見ることができません。そこで、肉食で大きめの熱帯魚を数匹ほど水槽に混ぜてみましょう。特に、縄張り意識の高い熱帯魚がおすすめです。そして、2~3日ほど絶食日を設けると群泳が見られる確率はかなり高まります。ただし、この方法は、小型の熱帯魚が食べられてしまう可能性もありますので、覚悟をしておいてくださいね。
小型魚の群泳を作るのにハーフオレンジレインボーなどの大きめの熱帯魚を入れてみるのも一つの方法
隠れることができる環境を作らない
背の高い水草や流木、そして土管などを水槽に設置していませんか。これでは熱帯魚がこうした場所を隠れ家にし、群泳することないでしょう。そこで、水草は背の低いものにかえたり、流木などはできるだけ水槽内に置かないようにしましょう。このようにするだけで、自分の身を守るために群泳を始める熱帯魚もいます。
群泳しやすい熱帯魚を選ぶ
これが1番熱帯魚の群泳を成功させやすい方法かもしれません。熱帯魚は種類によって習性が異なるため、もともと群泳する習性をもつ熱帯魚を飼育するようにしましょう。熱帯魚を購入する際、体色や価格ばかりに気を取られ、こういった点を見逃してしまっている人もいます。おすすめはラミーノーズテトラやラスボラエスペイです。
ラミーノーズテトラ
ラスボラエスペイ
以上のような点を心がけながら飼育を行なってみてください。このような環境であれば、あなたも熱帯魚の群泳に成功できますよ!