熱帯魚が病気に!そんな時の治療法や薬は!?|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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熱帯魚が病気に!そんな時の治療法や薬は!?

熱帯魚を飼い始めて一番怖いのは病気です。飼い始めたばかりだと、病気だと分かったあともなかなか最適な治療法や薬などが分からず、最悪の場合熱帯魚がそのまま病死してしまうケースも多いです。熱帯魚を飼う際には、病気に関して一通りの知識を備えておくことがとても大切になっていきます。それでは、熱帯魚の病気には主にどのようなものがあり、そしてどう治療していけばいいのでしょうか。

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熱帯魚には様々な病気にかかる可能性が…

 

生物であればなんであれ病気にかかってしまう可能性がありますが、熱帯魚も例外ではありません。その中でも、熱帯魚がかかりやすいとされる病気は以下の通りです。

白点病

寄生虫が原因で発生する、熱帯魚の代表的な病気の1つです。体にできた白い斑点のようなものが次第に体中に広がり、最終的には呼吸困難を起こしてしまう可能性もあります。強力な感染力を持っているため、気付き次第すぐに隔離を行わないとあっという間に病気が広がっていってしまうでしょう。

 

尾腐れ病

 

細菌感染によって起こるこの病気は、初期症状として感染部分が赤く充血したり、白色や淡黄色の斑点ができたりすることが特徴です。そのまま放置していると、ヒレや尻尾などが腐り溶けていってしまいます。感染する部位によって「口腐れ病」という名前に変化することもあるため、理解しておきましょう。

こしょう病

寄生虫の寄生によって発生するこの病気は、白点病と同じく体の一部に白い付着物が発生することが初期症状の特徴です。しかし、白点病に比べ白点が非常に小さいことから気がつくのが難しく、だいぶ病気が進行してからようやく気付くことも多い厄介な病気として知られています。

熱帯魚の病気治療に有効な「薬浴」

各種魚病薬

 

熱帯魚が病気にかかっているのを発見したら、すぐに治療を行う必要があります。治療法の中で最も効果的なのが、水槽内に治療薬を添加する「薬浴」です。ただ、この薬浴は健康な魚にとっては害になってしまう可能性もあるため、病気である魚を隔離し、隔離した先で行うのが良いでしょう。

病気の魚以外に魚がいないといった場合であっても、薬浴は水草にダメージを与えてしまうため、やはり隔離は必要です。しかし、隔離して普段と違う環境に移すということは、ただでさえ病気の熱帯魚に大きなストレスを与えることになってしまいます。ここに関しては、薬浴を行うべきか、隔離をするべきか、飼い主の判断に委ねられるため、慎重に判断をしていくことが大切です。

 

病気治療にあたって、薬の他に注意しておきたいこと

 

熱帯魚が病気になってしまったらすぐに治療を行わなければいけませんが、それ以前にやっておくべきことがあります。日ごろから水槽の環境をしっかりと整備し、常に清潔に保っておけば、自ずと熱帯魚が病気になってしまう可能性も減っていくはずです。

 

まずは熱帯魚の病気に気付くことが重要

 

熱帯魚が病気になってしまったとしても、初期段階で治療を行うことができれば、十分治療することは可能です。そのためにも日ごろから熱帯魚のチェックは欠かさず行うようにし、異変があったらすぐに対処できるようにしておきましょう。