熱帯魚には様々な病気にかかる可能性が…
白点病
寄生虫が原因で発生する、熱帯魚の代表的な病気の1つです。体にできた白い斑点のようなものが次第に体中に広がり、最終的には呼吸困難を起こしてしまう可能性もあります。強力な感染力を持っているため、気付き次第すぐに隔離を行わないとあっという間に病気が広がっていってしまうでしょう。
尾腐れ病
こしょう病
熱帯魚の病気治療に有効な「薬浴」
各種魚病薬
熱帯魚が病気にかかっているのを発見したら、すぐに治療を行う必要があります。治療法の中で最も効果的なのが、水槽内に治療薬を添加する「薬浴」です。ただ、この薬浴は健康な魚にとっては害になってしまう可能性もあるため、病気である魚を隔離し、隔離した先で行うのが良いでしょう。
病気の魚以外に魚がいないといった場合であっても、薬浴は水草にダメージを与えてしまうため、やはり隔離は必要です。しかし、隔離して普段と違う環境に移すということは、ただでさえ病気の熱帯魚に大きなストレスを与えることになってしまいます。ここに関しては、薬浴を行うべきか、隔離をするべきか、飼い主の判断に委ねられるため、慎重に判断をしていくことが大切です。
病気治療にあたって、薬の他に注意しておきたいこと
熱帯魚が病気になってしまったらすぐに治療を行わなければいけませんが、それ以前にやっておくべきことがあります。日ごろから水槽の環境をしっかりと整備し、常に清潔に保っておけば、自ずと熱帯魚が病気になってしまう可能性も減っていくはずです。
まずは熱帯魚の病気に気付くことが重要
熱帯魚が病気になってしまったとしても、初期段階で治療を行うことができれば、十分治療することは可能です。そのためにも日ごろから熱帯魚のチェックは欠かさず行うようにし、異変があったらすぐに対処できるようにしておきましょう。