水草を植える時はどうする?植え方講座!|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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水草を植える時はどうする?植え方講座!

アクアリウムを始める時、ほとんどの場合は水草を植えることになるかと思います。しかし水草は、ただ底砂に植えればいいという訳ではありません。間違った方法で植えていると、後日せっかく植えた水草が浮いてきてしまったり水草が枯れてしまったりする可能性があります。そこで今回は水草のタイプ別に正しい植え方をご紹介していきたいと思います。

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有茎草の正しい植え方!

 

主な有茎草

ハイグロフィラ・バコパ・モンニエリ・ロタラ・ルドウィジア・リシマキア etc...

下処理

茎の下部分(色の薄くなっている部分)をカットし、植えた時に埋まってしまいそうな下の方の葉を取り除きます。水草の種類によっては茎が折れやすいものもあるため注意しましょう。
下の葉をカットした状態

植え方

ピンセットを使用し一本一本植えていきましょう。有茎草は節の部分から根が生えてくるため、節の部分をしっかりと植える必要があります。この際垂直ではなく、少し斜めに植えるようにすると抜けにくくすることが可能です。

植える際は隣の水草と葉が重ならないように間隔を空けるようにしましょう。生長することでボリュームが増す種類の場合は、広めに間隔をとっておくと安心です。

少し斜めにして植えてみましょう
葉が重ならない程度の間隔をあけて植えます

ロゼット型の正しい植え方!

 

主なロゼット型

アマゾンソード・エキノドルス・クリプトコリネ・バリスネリア ctc...

下処理

まずポットに入っているものを購入した場合は、ポットから取り出し根元についているウールを洗いながらしっかりと落とす必要があります。色が変化している・枯れている葉があった場合はなるべく根元から取り除きましょう。根が長い場合は植えやすいように根も短めにカットします。

植え方

植える際に根元の茎部分を掴んでしまいがちですが、茎を傷つけやすいため根っこの部分を掴むようにしましょう。有茎草と違って少し植えづらいかもしれませんが、「くの字」を描くように植えるとよいでしょう。バリスネリアなど種類によっては深くまで植えすぎてしまうと枯れてしまうものもあるため注意が必要です。

活着する水草の植え方!

 

 

主な活着する水草

アヌビアス・ミクロソリウム・ボルビティス・ブセファランドラ etc...

下処理

黒ずんでいる葉などは葉の元から、傷んでいる・傷がついている葉は葉の途中からカットしておきましょう。根が長い場合は植えやすい長さにカットします。この際は新芽や根茎を傷つけないよう注意する必要があります。

植え方

流木や石など活着させたいものに、ビニタイを使用して巻きつけていきます。ビニタイを強く巻きすぎてしまうと根茎を傷つけてしまう恐れがあるため注意が必要です。また水草の生長方向が流木からはみ出すことの無いように気をつけましょう。

正しく植えて水草の生長を楽しみましょう!

 

アクアリウムを作る上で正しい水草の植え方を知っておくことは必須です。慣れないうちは難しいと感じるかもしれませんが、コツを掴めばしっかりと水草を植えることができるようになるはずです。水草はしっかりと下処理を行い、正しく植えて彩り豊かな水槽を作り上げましょう。