水槽の苔対策にできる3つのこと|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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水槽の苔対策にできる3つのこと

熱帯魚の飼育をはじめて誰もが一度は通る道、それが水質と苔ではないでしょうか。水質はクリアできてもちょっと気を抜いただけで気が付けば水槽に苔が、と苔に悩まされる方は多いと思います。今回はそんなやっかいな相手、水槽の苔対策を3つお教えします。

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苔対策の方法その1「まずは普段からの心がけ」

 

熱帯魚の飼育を始めて水質も安定しているので水替えをしない、水槽内の食べ残しなどのごみの放置、底砂を一度も洗ったことがない、といったことはありませんか?また水草に与える肥料や熱帯魚のエサも与えすぎると苔の生える原因になります。面倒でも定期的に水槽の水替えや底にたまったゴミ取りなどをするように心がけましょう。これだけでも苔の発生を抑える効果があります。

 

苔対策の方法その2 苔取りをしてくれる熱帯魚やエビ、貝を入れる

 

 

熱帯魚やエビ、貝の仲間には水槽内に生えた苔を食べてくれる種類がいます。熱帯魚ならオトシンやモーリー、プレコやアルジイーター、エビならヤマトヌマエビ、ビーシュリンプ、貝なら石巻貝やレッドラムズホーンなどが良く知られていて、入手しやすいです。
ただ、苔にも珪藻、斑点状藻などいくつか種類があり、全ての種類の苔を食べてくれるわけではありません。それぞれ食べてくれる苔の種類が違います。また個体によってはかなり大きくなってしまうものや、他の魚の体表をなめてしまうようなものもいるので、購入するときはそれぞれの特徴をよく理解して飼うことがポイントとなってきます。

 

苔対策の方法その3「水槽の置き場所に注意」

 

 

意外だと思われるかもしれませんが、水槽内の苔対策には水槽の置き場所も絡んできます。昼間直射日光があたるような場所にあるとその光のせいで苔が大発生してしまうなんてこともあるんです。水槽についているライトだけにしたほうが苔対策になります。場所的にどうしても直射日光や人工の光が長時間入ってしまう場合には、水槽内にデザインフィルムなどを貼ったりして余計な光が入らないようにしましょう。

 

水槽のライトだけでも十分キレイ

 

いかがでしたか?
水槽内の苔対策は難しいと思っていた人も多いのではないでしょうか。掃除など基本的なことを定期的に行い、苔対策になる熱帯魚やエビ、貝を入れる、また直射日光を防ぐなど普段から少し意識していればできることばかりです。いきなり全部、とはいきませんが今日から少しずつやっていけば苔もあまり生えてこなくなりますよ。