活き餌の種類
メダカ
小赤
活き餌の代表格として知られる小魚には、メダカや金魚などが挙げられます。メダカは成魚になっても2cm前後とサイズが小ぶりなので、肉食魚の稚魚や小さなサイズの肉食魚へも気兼ねなく与えられます。メダカサイズではボリュームに欠けるという場合は、一回り大きな金魚を活き餌として活用するのがおすすめです。金魚には小さなものから順に「小赤」、「小和金」、「姉金」などの種類がありますが、それらを総称して金魚と販売されている場合もあります。メダカや金魚は数十匹単位で比較的安価に販売されている場合が多く、適当な水槽で大量に泳がせられるので維持費もカットできる活き餌としておすすめの小魚です。
小魚以外は?
小魚以外の活き餌といえばエビや昆虫類が挙げられます。それらはカルシウムやタンパク質などの栄養が多く含まれているので、小魚と合わせて与えられればより優れた栄養バランスの餌やりが可能です。
活き餌に適した昆虫の代表格にはコオロギやミルワームなどが挙げられます。いずれも、空気穴が開いたプラケースで大量飼育が可能なので、小魚以上に維持費をカットして管理できます。ただし、コオロギやミルワームは1匹あたりの餌としての質量が非常に少ないため、分量が偏るとかえってコストがかさみやすくなるので注意しましょう。前述にもあるように、満腹度が高い小魚と合わせて与えるのが理想的です。
まとめ
活き餌を与える際に、「タンパク質=肉類」と認識していた皆さんは、これからはコオロギやミルワームなどの虫類にシフトしていければ、これまでよりも餌代を大幅に節約できること間違いありません。コオロギやミルワームは栄養価が高いので、与え過ぎを避け、小魚などの活き餌と合わせてバランスの良い餌やりを心がけてくださいね。