ナマズの仲間?プレコの特徴
プレコナマズ(正式名称:プレコストムス)とは、元は南米大陸に生息するナマズの一種です。体長は数cmのものから1mという大きなものまであり、その種類は様々でカラーも豊富です。飼育者の間では「プレコ」という呼称が定着しています。小型のプレコの寿命はおよそ3~5年ほど、中型(10cm)以上のものであれば10年以上とも言われています。熱帯魚の中でも比較的長生きする魚なので、初めての方は小型がオススメです。他の熱帯魚との混泳については、小型サイズのものなら可能ですが、それ以上のサイズだと他の水槽で飼う必要があります。大型になるほど気性が荒く、また夜行性ですので他の魚のストレスになってしまいます。また、混泳をさせる際にはプレコが隠れられるようなアイテムを水槽内に入れてあげるとよいでしょう。
プレコってどんな熱帯魚?プレコの飼育方法について
プレコは水槽内に発生する苔や残った餌などを食べてくれるので水槽をキレイに保つことができます。その食べっぷりは『水槽のお掃除屋さん』の異名があるほどですが、それだけでは足りないのできちんとエサを与えてあげる必要があります。植物だけではなくナマズと同じようにイトミミズなども食べます。最近ではプレコ専用フードも販売されているので、それに加えシュリンプや赤虫などを与えてあげるとよいでしょう。プレコはとても丈夫な熱帯魚なので、初心者の方でも比較的飼育しやすいものと言えます。水温と水質さえきちんと管理しておけば病気にもなりにくいでしょう。
いかがでしたでしょうか?泳ぎ方やエサの食べ方が可愛らしいと評判のプレコ。他の熱帯魚と比べると地味と言われることも多いプレコですが、最近ではその見た目や育てやすさ、水槽の掃除屋としての魅力から飼育する方も増えてきています。
あまり動くことが少ないプレコですが、物陰からそっとこちらを伺う様子はなんにしても可愛いものです。