30cmキューブ水槽が人気の理由
30cmキューブ水槽が人気な理由として、まず挙げられるのは「扱いやすさ」です。1人で抱えて動かせるくらいの、絶妙な大きさと重さ。小型水槽に分類されるだけあって、掃除も手軽におこなうことができます。
また、手ごろな大きさのため、維持も非常に楽です。アクアリウムにおいて重要なのは、日々の細かなメンテナンス。水を換え、ゴミをとり、こびりついた苔を落とすといったことは、当然水槽が大きくなればなるだけ作業量も増えていきます。
コストを抑えることができるというのも、大きなポイントの1つ。ライトやモーターを使うことでかかる電気代も、大型の水槽に比べて当然安くなるため、おすすめです。
30cmキューブ水槽の注意点
色々と利点のある30cmキューブ水槽ですが、注意しなければならない点ももちろんあります。それは形状が真四角であるため、それなりに水量が入り、見た目以上に重くなるということです。そのため、水槽を置く台が弱いものだと簡単に歪んでしまい、水槽が破損する要因となってしまう可能性があります。なるべく水槽専用台に置くようにしましょう。
また、水槽の中では比較的小さいものになるため、収容できる生物の数はそう多くないこと、そこまで大きな生物は飼育できないという点も把握しておかなければいけません。
30cmキューブ水槽はどんな魚に向いてる?
決して大きな水槽ではないため、飼育するのなら日本メダカやグッピー、ネオンテトラ、コリドラスなど小型の観賞魚がおすすめです。注意したい魚は金魚。意外と大きく成長してしまう他、水を汚しやすい魚でもあるため、なるべくなら避けた方がいいでしょう。
水槽には数多くの種類がありますが、初心者のうちは扱いやすい30cmキューブ水槽をおすすめします。そうして徐々にアクアリウムに慣れてきたら、改めて自分の好みに合った水槽を探してみてはいかがでしょうか。