アクアリウムの底床の敷き方
まずは水槽のレイアウトをするうえで基本となる底床についてです。「ソイルだけじゃない!水槽に敷く底床の種類と効果」でご紹介したように、底床には様々な種類があります。底床の色や種類が変われば水槽の印象はまったく違ったものになるので、イメージに合った底床を選びましょう。
底床は手前から奥にかけて高くなるように傾斜をつけて敷くことで奥行きを出すことができます。他にも左右のどちらかの砂を盛り上げたり、中央を谷のようにすることで変化のある水槽を作ることができます。その際に細かい砂ではすぐに平らになってしまうことがありますが、石や流木でせきとめるようにレイアウトすることで防ぐことができます。
アクアリウムの流木の配置方法
流木は熱帯魚達の隠れ家にもなり、入れることで自然な雰囲気の水槽レイアウトを作る際にはうってつけのアイテムと言えます。最近では苔が最初から付いた状態で売られている流木もあるため、そういった流木を最初に置き、ベースにすることでその後のレイアウトがしやすくなるでしょう。
アクアリウムの天然石の配置方法
石は角度や置き方によって受ける印象が変わってきます、向きや角度などをしっかりと考えながら配置していきましょう。また自然な環境を意識して階層をつけるように配置するとオシャレになりますが、量やバランスには気をつける必要があります。
アクアリウムの水草の配置方法
水草は水槽をオシャレにするだけではなく、アクアリウムには必須とも言えるものです。水草には生長の早いものと、生長の遅いものがありますが、最初のうちは管理が楽になるためどちらかに揃えた方が良いでしょう。
植える際は専用のピンセットを使用し、背の高いものから奥、真ん中、手前と植えていくのがお勧めです。また中に葉が赤い水草を入れることでアクセントにしたり、少し渋い色の水草を入れることで他の水草の色をより鮮やかに際立たせたりする効果が期待できます。
工夫次第で水槽・アクアリウムはグンとオシャレに!
基本的なアクアリウムに必要な底床・流木・天然石・水草ですが、少し配置方法を考えることでアクアリウムをよりオシャレにすることができます。またこの他にもバックスクリーンを貼ることや、イメージに合った照明を選ぶことでよりオシャレなアクアリウムにすることができるでしょう。様々な工夫を凝らしてオシャレな水槽を作っていきましょう!