まずは、基本的なレイアウトを
おおまかにどのようなアクアリウムを完成させたいのかを考え、出来上がりをイメージしながら基本的なレイアウトを行なっていきましょう。まずはレイアウトの基本となる流木を配置します。水槽の中央に置くのか、それとも端に置くのかによって雰囲気がかなり変わってきますので、この工程はとても重要です。次に底砂を使い、床に斜行をつけましょう。手前を低く、後方にかけて高くしていき奥行きを出せば、見た目がすごくおしゃれになりますよ。
では、いよいよグッズを活用しながらの工程です。おすすめはウィローモスをアクセントとして加えることです。ウィローモスとは、世界の温帯地域に分布している苔で、流木などに巻き付けて使うと、流木がまるで盆栽のようになり、華やかな印象のレイアウトに仕上げることができますよ。
レイアウト用流木 枝タイプ
上級者におすすめしたいワンランク上のレイアウト
基本的なレイアウトが仕上がったら、次は上級者向けの仕上げの工程へと進みましょう。
おすすめのレイアウトとしてご紹介したいものは、石のグッズを使って作る石垣です。手前に小さめの石で石垣を作り、水槽の奥には大きな石を飾ります。石垣の上と下では砂の種類を変え、コントラストを楽しめるようにするといいですよ。水草をたくさん植えるとさらに素敵ですよ。
また、基本的なレイアウトで置いた流木のまわりを、前景草、中景草、後景草などでレイアウトするのもおすすめです。ウィローモスの緑と水草の緑がうまくマッチし、水槽の中が大自然の海のようになって、より迫力が増しますよ。
レイアウト用自然石
レイアウトはただグッズを配置すればいいというものではありません。統一感を出しながら、適度な数のグッズをバランス良く並べることがとても重要です。上を目指したい方はこういった点に気をつけつつ、自分らしさも表現しながら水槽のレイアウトを楽しんでくださいね。