丈夫で飼いやすい熱帯魚「ラスボラ」の魅力に迫る|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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丈夫で飼いやすい熱帯魚「ラスボラ」の魅力に迫る

種類が豊富で混泳にも向いており、飼いやすいことで初心者にも人気の「ラスボラ」。今回は、ラスボラの魅力や飼育の際の注意点などをご説明していきましょう。

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初心者でも飼育しやすいラスボラの魅力

 

ラスボラは、コイ目コイ科ラスボラ属に分類される種の総称です。ラスボラ属の熱帯魚はエサをたくさん食べるので体が丈夫で、小型の水槽でも飼いやすいことなども人気の理由です。ラスボラは総じて性格が温和で、人工飼料でも生エサでも好き嫌いせず食べることから、混泳向きの魚としても知られています。

 

ラスボラの飼育は水質に注意

 

ラスボラヘテロゴールド

ラスボラの飼育で唯一気をつけたいのは、水質を急変させないことです。水槽を移し替える時なども注意して中性から弱酸性の水質を保つようにすれば、2~3年は生きることができるでしょう。

ラスボラの飼育に適した水温は20~25℃で、水槽の中層を好んで泳ぎます。簡単に飼育できる一方で、産卵は難しいという特徴もあります。もし繁殖をさせたい場合は、産卵用の水槽を用意して水質のphを5.3~5.8程度にまで下げ、水槽の中央よりやや隅に水草を植えるなどの配慮が必要です。

 

種類が豊富!人気のラスボラをご紹介

 

ラスボラ・ヘテロモルファ

 

ラスボラ・ヘテロモルファは光沢のある赤い体がエレガントで、水槽内でもひときわ目立つ熱帯魚です。三味線のバチのような黒い模様が入ることから「バチ」という愛称でも親しまれています。このラスボラ・ヘテロモルファは名前に「ラスボラ」とつく熱帯魚の代表格でありながら、1999年にラスボラ属から新属のトリゴノスティグマ属に移されました。しかし現在でも、「ラスボラ」と言ったらラスボラ・ヘテロモルファを指すのが一般的です。

ラスボラ・エスペイ

 

ラスボラ・ヘテロモルファと良く似た見た目をしており、混同されている場合もあるのがラスボラ・エスペイです。弱酸性の軟水の環境で飼育すると、オレンジ色の体色が鮮やかになります。水槽の中層付近を群泳する姿が綺麗なので、5匹以上で飼育するのがおすすめ。価格が安いのも人気の理由のひとつです。

アイスポット・ラスボラ

 

背びれのスポットと青い目がかわいいアイスポット・ラスボラ。ブルーに輝く美しい瞳に魅了される人は多いようですね。温和な性格で丈夫なので、初心者でも容易に飼育できるでしょう。

あなたの好みのラスボラはどの種?

 

ラスボラ属には数十種類の魚が分類されていますが、それぞれが個性的な色や形をしています。自分好みの種を見つけて混泳させてみるのも楽しみ方の一つですね。気に入ったラスボラを水槽で元気に泳がせてみませんか?