自動で電源のオンオフを管理してくれる「プログラムタイマー」
プログラムタイマーとは、時間設定をすることによって、自動で電子機器の電源を操作してくれるアイテムです。アクアリウム愛好者にとっては必需品ともいっていいアイテムですが、アクアリウム専用というわけではなく、イルミネーション管理など、一般家電製品の管理にも使用されています。
タイマーの使用用途を紹介
CO2添加
植物が光合成をするのに必要となってくるのが二酸化炭素と光です。そのため、光が当たっていない時間にいくらCO2を添加しても意味がなく、ただただ水中の二酸化炭素濃度を高めるだけになってしまいます。そこでタイマーを使えば、光が当たらない時間はCO2の添加を止めることが可能に! コストや水質保持の面を考えても、おすすめといえるでしょう。ただしCO2添加のON/OFFをタイマー制御するには、タイマーのほかに電磁弁という機器が必要となりますので注意しましょう。
エアレーション
エアレーションは通常24時間おこなうものですが、例外もあります。上述したように、CO2添加をタイマーによって管理することで、夜間熱帯魚や水草が酸素不足になってしまう可能性が考えられるため、その時間だけエアレーションをおこなうことがあるのです。この場合、CO2添加や照明とはオン・オフの時間が逆になるため、そうした設定ができるタイマーが必要になります。
照明
照明は熱帯魚の生活リズムを整えるうえで欠かせないものであり、そのため可能な限り毎日決められた時間に点灯と消灯をおこないたいところです。こうした機械的な行動を求められるアイテムには、タイマーがうってつけといえるでしょう。仕事や旅行などで家を留守にする時でも、タイマーによって管理されていれば安心ですね!
タイマーを使う際の注意点とは?
タイマーを使う際、もっとも注意しておきたいのが「操作が分かりにくい」ということです。きちんと手順を踏んだボタン操作などが必要になるため、しっかりと説明書を熟読しておく必要があります。
また、使っていくうちに設定時刻が次第にズレていってしまうこともあるので、注意しておかなければいけないでしょう。1度設定したらずっとそのままにしておくのではなく、時間がズレてきていないかこまめにチェックをしていってください。
タイマーを駆使して快適なアクアリウムを!
多少扱いに苦労するかもしれないタイマーですが、使いこなすことができればこれほど便利なアイテムもないでしょう。少しでもアクアリウムを快適にしていくためにも、まだタイマーを導入していない人は、ぜひ導入の検討をしてみてください!