エンドラーズの飼育方法
エンドラーズは、体が丈夫で水質の悪化に強く、性格も穏やかなため、飼育しやすく熱帯魚初心者にオススメです。また、繁殖させることも簡単なのでアクアリウムデビューしたい方には最適です。
飼育する際の水質はpH6.0~7.5くらい、水温は23~27℃ほどなので、特別な調整をしなくても飼育が可能です。ただし、夏場の水温上昇と冬場の水温の低下には気を付けましょう。冷却ファンや保温ヒーターを用意しておくことが必要です。
エンドラーズの一般的な寿命は2~3年ですが、病気を放置したり水替えを怠ったりすると、早目に死んでしまうこともあります。特に注意したいのが、白点病や尾ぐされ病、エロモナス病などの病気です。発見したらすぐに対処しましょう。
エサはそれほどこだわる必要はありません。小型の熱帯魚用の人工飼料であれば十分に飼育できます。繁殖させようと思っている場合は、人工飼料に加えて冷凍赤虫を上げてみると良いでしょう。
他の熱帯魚と混泳できるの?
性格が穏やかな熱帯魚ですから、他の熱帯魚と混泳させても問題ありません。水槽の中で群泳している姿は非常に綺麗で見ごたえがあります。
ほとんどの熱帯魚と混泳させることができますが、大型魚や古代魚、肉食性や攻撃的な熱帯魚との混泳は避けましょう。エンドラーズに攻撃してくる可能性があります。
また、エンゼルフィッシュやディスカスのように小型の熱帯魚を食べてしまう恐れのある熱帯魚との混泳も避けた方が良いでしょう。
また、交配の観点からグッピーなどの近縁種との混泳も避けた方が良さそうです。近縁種と交配してしまうと、折角の血統が崩れてしまい体色がキレイではない雑種が増えてしまいます。
初心者でも育てやすいエンドラーズ
エンドラーズは性格も温厚で、比較的水質の悪化にも強いので、初心者が最初に飼うにはお勧めです。見た目もきれいでいいですね。繁殖にもチャレンジしたい、と言う方にもオススメですよ。
但し、グッピーと混泳させてしまうと、雑種交配が起きてしまいますのでご注意を。