フィルター掃除は必要?掃除の目安は?|熱帯魚・アクアリウム | 熱帯魚やアクアリウムを始めたい方、趣味としている方、熱帯魚、アクアリウム情報に興味のある方に向けた熱帯魚、アクアリウム総合マガジン

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フィルター掃除は必要?掃除の目安は?

アクアリウムに欠かせないフィルター。外部式、外掛け式などさまざまな種類のフィルターがありますが、「掃除する必要はあるの?」「掃除するとしたらどのくらいの頻度でやればいいの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。今回はそんな、意外と知らない「フィルター掃除」についてご説明します。

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フィルター掃除は必要!

 

結論からお話しすると、フィルターには定期的な掃除が必要です。フィルターは水の中のゴミや排泄物などを受け止めてろ過をしてくれるため、どうしても汚れが蓄積してしまうのです。

フィルターの汚れをそのまま放置していると、水が濁ったり汚れが排水パイプから出てきたり、フィルターから排出される水の量が減ってしまったりします。そうなる前に定期的なメンテナンスを行いましょう。

 

掃除の方法とは

 

外部式フィルターをばらした状態

 

では、フィルター掃除はどのように行えばいいでしょうか。ここでは、一般的に使用されることの多い「外部式フィルター」の掃除について紹介します。

 

水槽から水を汲み出す

フィルターの掃除には水槽の水を使用します。これは、水のろ過に役立つ有益なバクテリアへのダメージを最小限に抑えるためです。

フィルターの電源を落としホースを外す

フィルターの電源を落としたあと、掃除しやすいように本体からホースを外します。

フィルター本体を洗い場に持って行き、モーターヘッドを外す

本体を浴室や外など洗う場所まで移動させ、フィルター上部のモーターヘッドを外します。

ろ材コンテナを引き上げ、フタを外してろ材を取り出す

ろ材コンテナを引き上げ、フタを外すと「物理ろ材」「生物ろ材」「化学ろ材」が取り出せます。

ろ材を汲みとっておいた水槽の水で洗う

ろ材を洗うときは水道水は絶対に使用しないでください。水道水の塩素により、せっかく繁殖した有益なバクテリアが死んでしまいます。

・物理ろ材(マットなど)
水槽の水でもみ洗いし、ゴミを取り除きます。古くなってきたら新しいものと交換します

・生物ろ材
目視で大きめのゴミを取り除いたあと、水槽の水が溜まったバケツの中で上下させます。

・化学ろ材(活性炭やゼオライトなど)
新しいものに交換します。

ろ材コンテナ、フィルター本体のろ過槽を洗う

スポンジやブラシ等を使い、ろ材コンテナとろ過槽を洗います。こちらも水槽の水を使ってください。全て洗い終わったらフィルター本体にろ材、ろ材コンテナを入れ、元に戻して終了です。所用時間は30分程度です。

掃除の目安は?

 

掃除はだいたい3~6カ月に1回は行うようにしましょう。ただし、水の濁りやフィルターの異音などが起こった場合はフィルターの汚れが原因なことがあるため、そのような症状が出たらフィルター掃除をおすすめします。

 

定期的な掃除で水槽内を良い環境に!

 

面倒なイメージのフィルター掃除ですが、3~6カ月に1度の頻度でよく、1回30分程度で終わるためそれほど大変な作業であるとは言えません。定期的に掃除し、水槽内の環境を良好に保つように努めましょう。