フィルター掃除は必要!
結論からお話しすると、フィルターには定期的な掃除が必要です。フィルターは水の中のゴミや排泄物などを受け止めてろ過をしてくれるため、どうしても汚れが蓄積してしまうのです。
フィルターの汚れをそのまま放置していると、水が濁ったり汚れが排水パイプから出てきたり、フィルターから排出される水の量が減ってしまったりします。そうなる前に定期的なメンテナンスを行いましょう。
掃除の方法とは
外部式フィルターをばらした状態
では、フィルター掃除はどのように行えばいいでしょうか。ここでは、一般的に使用されることの多い「外部式フィルター」の掃除について紹介します。
水槽から水を汲み出す
フィルターの電源を落としホースを外す
フィルター本体を洗い場に持って行き、モーターヘッドを外す
ろ材コンテナを引き上げ、フタを外してろ材を取り出す
ろ材を汲みとっておいた水槽の水で洗う
ろ材を洗うときは水道水は絶対に使用しないでください。水道水の塩素により、せっかく繁殖した有益なバクテリアが死んでしまいます。
・物理ろ材(マットなど)
水槽の水でもみ洗いし、ゴミを取り除きます。古くなってきたら新しいものと交換します
・生物ろ材
目視で大きめのゴミを取り除いたあと、水槽の水が溜まったバケツの中で上下させます。
・化学ろ材(活性炭やゼオライトなど)
新しいものに交換します。
ろ材コンテナ、フィルター本体のろ過槽を洗う
掃除の目安は?
掃除はだいたい3~6カ月に1回は行うようにしましょう。ただし、水の濁りやフィルターの異音などが起こった場合はフィルターの汚れが原因なことがあるため、そのような症状が出たらフィルター掃除をおすすめします。
定期的な掃除で水槽内を良い環境に!
面倒なイメージのフィルター掃除ですが、3~6カ月に1度の頻度でよく、1回30分程度で終わるためそれほど大変な作業であるとは言えません。定期的に掃除し、水槽内の環境を良好に保つように努めましょう。