アイテムを使う前に試してみて!根本的対策!
まず、コケが好む環境の水槽とはどのようなものでしょうか。もちろん水草と同じようによく光が当たり、栄養豊富な環境を好みます。なのでコケで困ったら、まず照明をつける時間を見直してみましょう。コケは植物であるため光合成を行って生長します。水草水槽だから光を当てる時間を長く取りたい…という場合でも1日8時間以上光を当てるのはコケの温床にもなりかねません…。外出などで電気が消せない!という場合はタイマーを導入するなどの工夫をしましょう。また直射日光に当たる場所に水槽をおくのは絶対にやめましょう。そしてエサの与えすぎはお魚だけでなく、コケにとっての栄養にもなってしまいます。餌のあげすぎに注意すると共に、水換えの頻度を見直したり、ろ材や底砂にも汚れが溜まってないか確認しましょう。水草の栄養はコケの栄養にもなるため、水草水槽の場合は肥料を与えすぎないことも重要です。基本的なことですが、水槽内を清潔に保つことはコケの養分を減らすことにもなるので結果的にコケの抑制に繋がります。それでもコケが出て困る!!という場合は下記のアイテムを使ってみてください。
バイコムアルジーガード
水槽に入れるだけで約1ヶ月もの間、コケを抑制します。淡水海水兼用なのが嬉しいポイント!さらにビタミン、ミネラル、ポリフェノールなども含まれており、魚が病気になりにくくなるなどのメリットもあるのがこの商品です。
リバースシリーズ
ろ材タイプの「リバースグレインフレッシュ」と、液体タイプの「リバースリキッドフレッシュ」がありますが併用してお使い頂くことをおすすめしています。共通してアクアアルミナという素材が使われており、それらがコケの栄養分にもなる酸化物などを吸着することで安全にコケを抑制してくれます。それだけでなくカルキ抜きや魚の健康促進など、これ一本で様々な用途に使える万能アイテムです!
海水水槽には、上記の青いパッケージの「リバースグレインマリン」と「リバースリキッドマリン」を使用してください。
テトラ コケブロック
様々なコケ抑制剤の中では珍しく、すでに生えているコケにも効果があるのがこの商品です。コケの光合成を抑制してコケが増えるのを防いでくれます。また甲殻類やナマズ、アロワナなどの古代魚がいる水槽にも安心して使用できます。コケが大量発生している場合は1度コケを掃除してから使用してください。
まとめ
このようにとても便利なコケ抑制剤ですが、いくつか注意点もあります。コケにとって有毒なものなので当然水草に対しても多少害があります。特にウィローモスなどのコケの仲間はダメージを受けやすいので、水草が溶ける恐れのある水草水槽では極力コケ抑制剤に頼らないのが無難です。また水質の変化に弱いエビや貝類、稚魚やデリケートな熱帯魚などには多くのコケ抑制剤は多大なストレスになってしまうので注意が必要です。いずれの場合でも必ずパッケージに記載されている注意事項をよく読み、規定量を守って使用してください。水槽のコケが減るだけでも、かなりアクアリウムライフが快適になります!皆さんも是非コケのない美しい水槽を目指してみましょう!
MO wrote it