コケ取りを行ってくれる貝が食べてくれるコケは基本的には壁に付着するタイプのコケになります。そのためエビとはまた違うコケを食べてくれます!
■石巻貝
コケ取り貝として有名な貝になります。石巻貝はコケを取る能力が高く、日本にも生息している生き物のため適応力も持ち合わせています。また見た目もシンプルで水槽の中にも入れやすいためおすすめです!1つデメリットとして、水槽の中で増えていくことはないのですが、白い粒上の卵を産み付けていくため景観が崩れてしまう恐れがあります。
■シマカノコ貝
石巻貝同様コケ処理能力の高く勝手に増えない貝です。1番の特徴はその縞模様!個体差により模様も異なってくるので、注意してみてみると意外な発見があり興味を惹かれます。
■フネアマ貝
こちらもコケ取り能力が高く、増えない貝です。アワビのように平たい形が特徴的です!他の貝に比べて、ひっくりかえってしまうと起き上がれずにそのまま死んでしまう可能性が高く、水槽から取り出す際も無理に壁からはがそうとするとちぎれて死んでしまったり、弱ってしまうことなどがあるので注意しましょう!
■タニシの仲間
アクアリウム以外でも比較的なじみの深いタニシもコケ取り生体として導入可能です。他の貝にはないろ過摂食という方法を使ってエサを取ることができ、水をろ過するようにエサを取ることが出来るため二枚貝のようにアオコなどを浄化したりすることも可能です。また、コケやエサの食べ残しなどをよく食べてくれるため、優秀なコケ取り要員です!タニシ以外にもヒメタニシやオオタニシ等いろいろな種類があり個体差で色も少しづつことなっているためよく見てみると面白い生き物です。
■ラムズホーン
カタツムリのような形の巻貝になります。この貝ももちろんコケは食べてくれるのですが、残りエサの処理の方が得意になっているため、残りエサの良く発生するような水槽に入れてあげると効果的です!この貝はほかの貝に比べてカラーバリエーションが豊富となっており、一般的な赤以外にも、青やピンクなどが存在するので色とりどりなところが特徴となっております。簡単に増えていくので繁殖させてみたい人にはお勧めできますが、増えすぎることがあるため注意してください!
■ゴールデンアップルスネール
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の色変個体がこのゴールデンアップルスネールとなります。綺麗な黄色に大きな体なので水槽の中ではひときわ存在感を放ちます、コケ取り能力もありますがこちらも残りエサの処理が得意です!
貝は種類によって違いがあるのはもちろんですが、個体差によっても違いなど出てくるためとても興味深い生き物です。皆さんも煩わしい水槽のコケ掃除を楽にしていくためにもお気に入りの貝を水槽に入れてみてはどうでしょうか!
RS wrote it