カメ飼育に必要なもの
■水槽
飼育をするうえでまず必要になる必須アイテムです!高さはそれほど必要ないので十分な広さのある水槽を選びましょう。あらかじめフィルターやカルキ抜きなどが含まれているカメ用の水槽セットもあり、初心者の方には特におすすめしています!また、屋外で飼育する場合は大きめのプラ船などに水を張って飼育することもできます。その場合はしっかりフタなどをして、脱走や野生動物の被害に遭わないようにしましょう。
■砂利
熱帯魚を飼育する際に砂利を入れるメリットとして、ろ過バクテリアの繁殖などがありますが、カメ飼育の場合も同じです。またカメは魚と違い水槽の底を歩くので何も敷かないつるつるの底よりも砂利を敷いてあげた方が歩きやすく、より自然に近い環境になる為落ち着きます。特にゼオライトの砂利などはアンモニアや汚れを吸着する効果がある為オススメです!
■フィルター
一般的にカメは熱帯魚などと比べ、とても水を汚しやすい生き物です。また飼有する際の水量も少ない為、なおさら水質の悪化が激しく臭いも出やすいです…。少しでも水槽内を清潔に保つためにもフィルターは必須と言えます。浅い水位でも使用できるような水中フィルターや投げ込み式のフィルターなどを用意してあげましょう。
■エサ
カメに与える餌は、生体の栄養バランスが考慮されていて、水を汚しにくいカメ用の人工飼料をオススメしています!
1日1〜2回与え、しっかり食べているか観察し、食べ残しがあった場合はすぐに取り除いて下さい。
■カルキ抜き・水質調整剤
熱帯魚同様、カメにもカルキ抜きが必要です!また、臭いの予防や水質の悪化を防ぐためにも水質調整剤を使用しましょう。カメ用にカルキ抜きと水質調整剤がセットになった商品もあります。
■保温器具(ヒーター)
カメは変温動物であり、周りの気温や水温に合わせて体温を調節することができますが、あまりに水温が下がってしまうと体調不良の原因になってしまいます。そこで気温の低い時期はヒーターを利用しましょう。注意点としては、ヒーターは電源の入った状態で水面から出てしまうと空焚きになり、火事の原因になるので水替えの際などは必ず電源を落としてください。
まとめ
ペットとして人気のある可愛らしいカメですが、1つ注意点があります。カメはサルモネラ菌という食中毒の原因となる菌を保有している生き物です。そのため水槽の水換えやカメを触った後は忘れずに手を洗うようにしてください。特に小さなお子様のいるご家庭では注意してください。カメはとても長生きする生き物なので、長い間生活を共にできるのもカメ飼育の大きな魅力です!
皆さんも一度飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか?
MO wrote it