ネオンテトラの特徴と種類
アクアリウムの代表とも言えるネオンテトラ。生息地はアマゾン川が多く種類も沢山います。温和な性格のため他の熱帯魚との混泳もできますが、エンジェルフィッシュなど大型で気性の荒い魚や肉食の魚との混泳は避けるようにしましょう。
ヤマトヌマエビ。攻撃性が低いので混泳ができます。
ネオンテトラの飼育方法
ネオンテトラは熱帯魚なので水温を25℃前後に保つ必要があります。エサはテトラ用のフードを1日に2回ほど少量ずつ与えてください。2週間に1度の割合で水替えを行うのですが、ネオンテトラは水質の変化に弱いので水替えの際は十分注意してください。
水は全て取り替えるのではなく、3分の2ほどに抑えます。また、フィルターの掃除は水替えと同時に行わずに別々に行うようにします。そうすることで水質を安定させるバクテリアの減少を防ぐことができます。ネオンテトラは丈夫で比較的病気にもかかりにくい熱帯魚ですが、「ネオン病」という病気にかかりやすいとされています。尾が溶けてしまう「尾ぐされ病」の菌に感染してしまうことで発症するのですが、ネオンテトラの場合この「尾ぐされ病」が身体で起こってしまうため重症化しやすくなります。また、「尾ぐされ病」は他の魚と接触することで感染してしまうこともあるため、発見したらすぐに隔離し薬浴させましょう。「ネオン病」の特徴としては身体が他の魚に比べて白くなり元気がない様子になります。病気の進行が進むと白化した部分から出血してしまいます。初期の段階で治療すれば症状の悪化を食い止めることができる病気です。ネオンテトラは病気になると群れから離れて泳ぐことがよくあります。1匹だけ群れから離れて泳いでいる子がいないか毎日観察してあげてくださいね。
ネオンテトラは水草の陰などを好みます。
基本的な飼育方法をマスターしておけばネオンテトラの飼育は決して難しいものではありません。熱帯魚の中でも性格は温和で、慣れてくるとエサをあげる時に近寄ってくることもあるカワイイお魚です。初心者の方にもオススメなのでぜひ飼育してみてくださいね。