ろ材とは、水槽の水を綺麗に保つ役割を担ってくれるものです。飼育セットなどの一式揃っている水槽の多くは、外掛け式フィルターが入っています。また、ろ材といっても各メーカーから様々なものが出ており、種類もたくさんある為、どれを選ぶべきか分からない人も多いのではないでしょうか。
ろ材には主に3種類あります。
「生物ろ材」…
バクテリアの住処となるろ材を入れる事で、有害な物質を分解する生物を水槽内に留めるものです。
「物理ろ材」…
ウールやスポンジなどのマットを入れる事で、ゴミやフンなどをこし取る役割を果たします。
「吸着ろ材」…
こちらは汚れとなる物質を吸着させる事で、水を汚さない役割を担っています。
一つ一つのろ材を買い揃えようとすると、コストがかなりかかってしまいます。ですが、これらをひとつにまとめたろ材が幾つかあります。
今回は多く使われている外掛けフィルターをメインに、数種類をご紹介していきます。
①GEX バクテリアスリムマット(スリムフィルター用)
手頃なフィルターの一つで、スリムタイプ専用のろ材です。バクテリアがある為、汚れをこし取りながら、フンなどを分解してくれます。
②テトラ バイオバッグジュニア(横幅約8センチの外掛けフィルター対応)
テトラ ワンタッチフィルター専用になります。
③バイコム バフィー
バクテリアを吸着させる事に特化したろ過材で、バクテリアを逃がさず且つ、大きなゴミなどもこし取ってくれます。
また、外部フィルターや上部フィルターにおいては、各メーカーが出している専用のろ材がございます。全てに当てはまりますが、ご購入の前に必ず、手元にあるフィルターがどこのメーカーで、どのサイズか調べてから購入する事をお勧めします。また、それぞれに取り換え時期があります。
綺麗な水を保つ事で、飼育している生き物を長く飼える事にもつながっていくかと思います。
今後も楽しいアクアリウムを続けていきましょう。
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