アクアリウム初心者は小さな水槽から

ネットやアクアショップ、知り合いの飼っている熱帯魚をみていろいろな熱帯魚やエビなどを混泳させたいと思う人が多いと思います。でもちょっと待ってください。いきなり大きな水槽で熱帯魚を飼育して水質や温度などの管理をきっちりできますか？
初心者はまずアクアリウムに慣れるということに重点を置いて、小さ目の水槽でなるべく同じ種類の熱帯魚を少な目に飼育するのをおすすめします。

水槽に使う水の管理はしっかりと！

水槽を購入し必要な機材を購入したら、底砂を敷いたりろ過器をセッティングしたりしますよね。そのあと水を入れるわけですが、その水道水はきちんとカルキ抜きをしていますか？カルキとは塩素のことを言います。人間には害のない水道水の消毒のために入れられる塩素は水の中にいるバクテリアを殺してしまい、塩素に抵抗力のない熱帯魚も体調を崩してしまうことがあります。

バクテリアは水槽のろ過能力を上げるために必要な存在です。
熱帯魚の体調とバクテリア繁殖のために水は必ずカルキ抜きをしましょう。市販のカルキ抜きを入れればすぐに水を使うことができますが、バケツなどに汲み置きして2～3日置いておくだけでもカルキ抜きができます。

水の準備ができたらいよいよ熱帯魚！

水は一番重要です

水の準備が出来たら、バクテリアを発生しやすくするためのテスト用の熱帯魚を入れます。この魚をパイロットフィッシュと言います。数は1～3匹程度、ネオンテトラやアカヒレなど丈夫な魚を選びましょう。しばらく飼育してみて個体の体調や水質などに問題がなければ、準備OKです！飼いたい熱帯魚を水槽にお迎えしましょう！

いかがでしたか？
簡単にですがアクアリスト初心者さんはわからないことが多いと思いますが、焦らずに一つ一つクリアしていけば水槽の立ち上げは難しいことではありません。素敵なアクアライフを過ごしてくださいね！