繁殖しやすい熱帯魚No.1「グッピー」
繁殖させやすい熱帯魚、堂々のNo.1はグッピーです。グッピーは、水槽の中でメスとオスを均等にいれておけば勝手に繁殖して増えていきます。そのため、知らずのうちに繁殖していたという経験をした人も多くいるでしょう。グッピーは卵を産むことはなく、稚魚になるまでお腹のなかで育てていることが特徴です。
ショップでグッピーを購入するときにメスとオスを均等に購入すればその後は繁殖していきます。しかし、繁殖しすぎてしまう恐れもあるため、購入する際にはお店の人に聞いてから購入するようにしましょう。
また、グッピーと同じ産卵方法であるプラティも繁殖させやすい熱帯魚で有名です。
ミッキーマウスプラティ
繁殖しやすい熱帯魚No.2「ダニオ」
画像はダニオキャスイット
No.2はダニオです。ダニオもグッピー同様、飼育環境が整っていれば特別なことをしなくても産卵してくれます。ダニオはグッピーと異なり、一回の産卵で約100個程度の卵を産むことが特徴です。卵の大きさは直径1mm程度しかないので他の熱帯魚にエサと勘違いされ食べられてしまう恐れがあるので、底砂を多めに敷き、卵が隠れるようにしましょう。
他の熱帯魚に卵を食べられてしまう心配がある場合は、ダニオだけを飼育する水槽を用意するといいかもしれません。
繁殖しやすい熱帯魚No.3「アカヒレ」
アカヒレもグッピー、ダニオ同様、繁殖しやすい熱帯魚として知られています。比較的温厚な性質のアカヒレですが、成熟したアカヒレはオス同士で体をぶつけ合うなどの行為をするようになります。そして、オスは頻繁にヒレを全開にしている光景を目にしますが、これはメスに対しての求愛行動です。毎日繰り広げられるので、毎日産卵をするメスもいます。メスは水草の陰で体を震わせて卵を産むことが特徴です。
ダニオ同様、他の熱帯魚と混泳している場合、卵が食べられてしまう恐れがあるため隔離するか別の水槽で飼育することをオススメします。
まずは簡単な熱帯魚で繁殖にチャレンジ!
今回ご紹介した3種類の熱帯魚の繁殖は簡単なので、チャレンジしやすいはずです。ダニオやアカヒレは別水槽で飼育するなどポイントを確認して飼育するようにしましょう。熱帯魚を繁殖させて癒されてくださいね。