どんなエビが飼育しやすい?必要な道具は?
エビの飼育を始める前に、エビにはどんな種類がいるか知っていますか?ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプなど基本的な種類は4種類ほどです。それぞれのエビで性格などが違いますが、価格が高いものほど飼育するのが難しくなります。エビの飼育が初めての方や熱帯魚飼育自体が初めてという方は、比較的丈夫で飼いやすいミナミヌマエビかヤマトヌマエビあたりがおすすめです。
エビの飼育に必要な道具ですが、熱帯魚と同じ水槽で飼育するなら改めて購入する機材はありません。エビ単体で飼育する場合はもちろん水槽は必要になりますが、プラスチックケースでも十分です。そのほかにエビの酸欠を防ぐためのエアレーション、水温を調整するためのヒーター、水槽の底土にソイルが必要になります。底土は熱帯魚や金魚などは砂利などを使うこともありますが、エビの場合水質の関係からソイルが適しています。そのほか、エビの隠れ家になるウィローモスやオオカナダモなどの水草や大き目な石などが必要です。
脱皮の時などにも隠れる場所は必要となるので水草は入れたいですね。
エビ飼育・繁殖のポイント
まず水槽に入れる水はバケツなどに汲んだ水をカルキ抜きして使います。エビは環境の変化に敏感なので水替えはやりすぎない、また一度の水替えの量は水槽の1/3程度の量にするようにしましょう。また、エビは高温に弱いので夏場は水温に気を付けてくださいね。水質や水温が落ち着き、環境に慣れてくるとエビはよく動き回るようになります。エビが落ち着いた環境で安心できる状態であれば特別なことをせずともメスが卵を抱えているのを見る事ができるようになり繁殖していきます。
ポイントさえきちんと押さえて、エビが落ちつける環境ができれば、あまり手をかけなくても繁殖してくれるので、ぜひ一度エビの飼育を試してみてくださいね。