*モス系
木や石に這わせたい・くっつけたいというときにはウィロモス等のモス系がおすすめ!細かく切ってくっつけたい場所に乗せ、湿度を保つとしっかり活着します。壁に這わせたい場合は湿度を保てる専用の保湿シートや専用の土で壁を覆ってからモスを張り付けるようにしましょう。
*アヌビアス・ミクロソリウム系
アクアリウムで木や石に活着させるこれらも水上で育成可能です。高さが出る種類が多く、どこか一か所にアクセントとして使うことができます。
*ニューラージパールグラス・キューバパールグラス・ウォーターローン
地面に這わせたい場合におすすめ!まばらに植えるとそこから這うようにして増えてくれます。温度が低いと生長が遅い場合があるので、うまく生長しない原因が温度にあると分かった場合は水槽の下にパネルヒーターを敷く等水槽内が温かくなるようにしてあげましょう。
*リシア
前景草として使われる浮草のリシアも木や石、壁に付ける等してパルダリウムに使うことができます。リシア単体だとうまく付いてくれないので、活着力の強いモスと混ぜて置いたり、モス同士の隙間に置いたり巻き込んで活着されるようにしましょう。水中でお馴染みの枝分かれした葉が水上でも楽しめますよ!
*ピグミーマッシュルーム・オーストラリアンヒドロコティレ
かわいい水草代表種たち!水上でも同じかわいい葉を展開してくれます。垂れ下がりながら増えてくれるので、流木や石の上にもぽこぽこと生えている様子を作ることができます。
*水草を陸上に使うときの注意点!
水草には水上で育つための水上葉という姿と水中で育つための水中葉という姿があります。水中葉では空気中の湿度だけで育つことが出来ず、弱って枯れてしまうことがほとんどです。パルダリウムなど陸上で水草を育成するときは必ず水上葉のものを選ぶようにしましょう。組織培養と言われる培地付きのカップに入った水草は丈夫な水上葉で、陸上での育成可能な種類も多いのでオススメです。また、水上葉を選んで植栽した後にも乾燥には要注意!もちろん水が好きな水草たちのため、空気中の湿度が保てるように低床は湿らせたり霧吹きをまめに行う等してあげましょう。さらにアクアリウムと同じく彼らにも栄養が必要です。水上で使えるミスト式肥料も販売されていますので、湿度を保ちがてらそれらで栄養を与えてあげましょう。
いかがでしたか?
え、これも使えるの?という水草はあったでしょうか?おもしろそう!使えそう!そんな水草を使ったパルダリウムにぜひチャレンジしてみてくださいね!
KN wrote it