カクレクマノミとイソギンチャクの共生
ハタゴイソギンチャクとの共生
カクレクマノミといえばイソギンチャクと共に暮らすことで有名ですね。通常イソギンチャクは、近寄ってきた小魚を触手の毒で麻痺させて食べてしまうのですが、カクレクマノミは体から特殊な粘液を分泌させることでイソギンチャクの毒の影響を受けません。他の魚が近寄れないイソギンチャクに隠れることで外敵から身を守っているんですね。ちなみにカクレクマノミと相性の良いイソギンチャクは画像のハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクです。
カクレクマノミを飼育するには?
■水槽の大きさはどれくらい必要?
カクレクマノミは成長すると全長8cmくらいになるので、最低でも横幅30cmぐらいの水槽で飼育してあげましょう。飼育するには、水槽の他に保温器具(ヒーター)やフィルター、人工海水の素、カルキ抜き、サンゴ砂(底砂)などが必要となります。
■イソギンチャクが無いと飼えないの?
水槽内だと外敵がいない為、必ずしもイソギンチャクがいないと飼えないということはありません。
■他のお魚と一緒に飼えるの?
他の種類のクマノミ(クマノミやハマクマノミなど)とはケンカをしてしまうことがあるので避けたほうが良いでしょう。スズメダイやハゼ、ハギやエビなど、他魚種との飼育はほとんど問題ありません。
コバルトスズメダイ
ハタタテハゼ
ホワイトソックス
今回はカクレクマノミについてお話しました。ぜひ一度飼育にチャレンジしてみてください。